|
カテゴリ:PRACTICE=SWORD
体、心、技が私の核になっているのは以前書いた通りだが、鍛え上げた身体と心で楽器を弾くのが、必要不可欠だ。
やはり、他人に影響を与える存在であるから、見た目がヘロヘロでは、やはりヘロヘロな音しか出せないのである。 気合に満ち、それでいて心で静かに燃える佇まいが、必要なのだ。 それが、真のGuitar Samuraiである。 さて、海外に行くと日本人以上に日本の哲学が学ばれているのだ。 今は、有名な、上杉鷹山だって、ケネディーが尊敬する人物について、interviewで語ったから知られているくらいで、恥ずかしいことに、当時は、日本人自体が、誰だそれ?って言っていたくらいだ。 特に江戸時代の哲学者からは学ぶことが多いのである。 石田梅岩などは、今の自然志向を予測するようなことを、200年以上前に書いているし、当時の全体的なレベルで言えば、欧米の哲学レベルをはるかに凌駕しているのである。明治維新後、欧米文化をもてはやす馬鹿なインテリ気取りが、これらの国の宝とも言えるものを過小評価し現代に至っている。 もはや、外に目を向ける時代ではないのである。より内省的な部分に目を向けて、自分の国の良い部分を発見する旅が、我々を待っているのである。 そのための闘いは始まっているのだ。 音楽は、世界に通じるものだが、魂のない音楽は根無し草である。ましてや、誰もRootsを感じさせない音楽になど、心を奪われはしないのである。 今や、Proと言っても名ばかりで、実際に観ると何だこれ?って首を傾げたくなるようなレベルのものもあるのだ。 自己批判せよ! そうでなければ、良いものなんぞはできはしないぞ。 既成の音楽なんぞは全部ぶち壊すくらいの覚悟が必要だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[PRACTICE=SWORD] カテゴリの最新記事
|