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カテゴリ:PRACTICE=SWORD
これは、ブルース・スプリングスティーンから、8月5日に発表された声明である。Musician諸君もよく読んで、彼の心意を汲んでくれたまえ。
この国のアーティストとミュージシャンは社会的・政治的な生活において特殊な立場にあります。長年、わたしはアメリカ人であることの意味は何か、と懸命に考えてきました。世界において、わたしたちが持っている独特のアイデンティティと地位について、そしてその地位をどう行使すれば最も良いのかについて考えてきました。わたしたちの誇りに訴え、誤りを批判する歌を書こうとしてきました。 以下の疑問が今度の選挙の核心です。わたしたちは何者なのか、わたしたちが支持するものは何なのか、そしてわたしたちが闘う理由は何なのか。個人的には、過去25年間、党派的な政治にはいつも一歩距離を置いてきました。その代わり、わたしは一連の理想に関して党派的でした。経済的公平さ、市民権、人道的外交、わたしたち市民の自由と文化的生活などの理想です。しかし、今年はわたしたちの多くにとって、事態の危険度があまりに高まったため、今度の選挙を傍観するわけにはいかなくなったのです。 これまでの活動で、わたしはむずかしい疑問を問いかけてきました。この最も豊かな国がなぜ、その最も立場の弱い市民に対する約束と信義を守ることが困難なのか?なぜ人種のベールを超越して物事を見るのが困難であり続けるのか?どうすれば、自分が大切に思っているものを殺さずに、困難な時代を乗り切ることができるのか?人として約束を果たすことは、すぐにできそうなのに、なぜ永遠に不可能なのか? わたしはジョン・ケリーとジョン・エドワーズがこうした疑問の全てに答えられるとは思いません。しかし、わたしは2人が正しい疑問を持つことと、誠実な解決に向けて彼らなりに努力することにうそ偽りのない関心を持っていると信じます。2人は、わたしたちがアメリカ国民、勇気、信仰に対して公平さ、好奇心、開放性、謙虚さ、関心を持つ政府を必要としていることを理解しています。 人々はこうした価値についてそれぞれ異なった概念を持っていますし、それぞれのやり方で実現しようとします。わたしはこうした価値のいくつかについて歌で表現しようとしてきました。しかし、わたしは、それが何を意味するかについて独自の考えも持っています。だからこの10月、デイヴ・マシューズ・バンド、パール・ジャム、R.E.M、ディキシー・チックス、ジュラシック5、ジェームズ・テイラー、ジャクソン・ブラウンといった仲間のアーティストとともに、全国ツアーに出る決意をしたのです。わたしたちは「Vote For Change」という新団体の参加でプレ-します。目標は政府の方向を変えることと11月に現政権を交代させることです。 多くの人々と同じように、9/11の後、国が団結したと感じました。あのようなことがその前に起きたことはなかった。わたしはアフガニスタンに侵攻する決定を支持しましたし、時代の深刻さがわたしたちの指導者に前進する力と謙虚さと叡智をもたらすものと期待していました。結果は反対に、わたしたちは不必要なイラクでの戦争に飛び込んでいきました。今では正当性を失った状況で、若い男女が命を犠牲にしているのです。財政赤字は記録的なものになり、同時に放課後プログラムのようなサービスは切り捨てられ、圧迫されています。わたしたちは、最上位1%の富裕層(企業のお偉方とか成功したギタリストとか)への減税を許し、わたしたちの社会的関係を分裂させ、「ひとつの分裂なき国家」という約束を反古にする富の分裂を助長しています。 神の目において、わたしたちが生き生きとできるのは、他者に対する敬意、自分自身に誠実であること、理想を信じることといった、最高の人間としての価値を誠実にに実践することを通してなのです。そして国家として、また個人としてのわたしたちの魂が明らかになるのです。今の政府は、アメリカ的価値からかけ離れてしまいました。前進すべき時です。わたしたちが心の中に描いている国が待っているのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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