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よくあることだが、音を詰め込みすぎて、その楽曲のいったい何が聴かせどころなのかが、焦点ボケしてしまうことがある。
時には、足し算で考えずに引き算で考えることも大切である。 今、作ろうとしている作品は、歌が中心なのか?そうならば、歌を活かすような工夫が必要であるから、歌のBack Groundで多くの楽器がいっぺんに重ならないようにしてやる必要があるだろう。もし、重なりそうなら、歌の邪魔にならない音域に移動させるか、楽器の編成自体を見直す必要があるのだ。 例えば、Bandの場合なら、編成はある程度決まっているので、最初にその楽器の特性と音色をに配慮したArrangementにしてやればよいのである。 しかし、例外はいつもあるもので、Guitar Playerが3人いたり、Key Board Playerが2人いたりする場合は互いが補完するようにしてやらないといけないだろう。当然、Playerが1人の時より緻密にArrangementを決めてやらないと軽快な曲調のはずが意に反して重くなってしまったりして、よい結果にならなかったりするのである。 ところで、Guitar Playerの人でRhythmをよく聴かずに、自分よがりな演奏をしている人はいないだろうか?Ensambleは、演奏の基本なので、周りの音をよく聴いて、楽曲をもり立てるような弾き方をしたらよいと思う。 独りだけで好きに演奏するのであれば、弾く隙間はいくらでもあるが、他にも楽器が同時に鳴っていることを考えて賢く演奏すれば、きっと楽曲もかっこ良く聴こえるし、君の演奏も高く評価されることだろう。一度に多くのことを盛り込まずにSimpleにまとめることが大切だろう。 特に、BluesやJazz、FunkなどはRhythmのGrooveを大切にするので、こういう音楽を一度よく聴いてほしい。 きっと、聴いて得るものは、とても大きいと思うよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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