先々週、買ったばかりのデジイチを携え、
山トモＫちゃんと御岳山（みたけさん）へ行きました♪

ちょっと風邪っぽかったんだけど、
山でしっかり呼吸して、木のフィトンチッドで免疫力UPしたら治るかも～
と淡い期待をして。

結局、いつものように風邪は進行して、ひととおりの症状を経由して治りました。。
軽くすんだけどね。
なんか、どんなにがんばっても、途中で治すのは私にはできないみたい・・



ノドが少し痛むので、持参のポットには粘膜によいというハーブティのカモミールを作った。
カモミールの湯気を吸ってもいいらしい。やってみたらきもちよかった！

カモミールティは、のどごしがなめらかで、味もクセがなくマイルドですごくのみやすい。
毎回ほうじ茶だったので、たまにはコレもいいな～と思った。
スーパーでよく見かける「ポンパドール」のティーバックです。
乾燥する今の季節におすすめ！



山は紅葉し始めて、日差しも秋の雰囲気。
これから雪が降る頃までは、山歩きには最高の季節です！！

御岳山はたぶん、高尾山の次に人気が高いであろう関東近郊の山。
神社が多くあり、昔から修行の場として有名な山らしい。
・・であるからして、けっこうな登り下りがありました。

山頂付近までは、ケーブルカーでラクラク行けます～。（歩くコースもある）
最大傾斜25度です、とアナウンスがあったけど、見た目45度くらいに見える。


ケーブルカー（ミニチュアモードで撮影）、神代けやき、紅葉しはじめた木

ケーブルカーを降りたら、「どうぞ～」とヒノキのチップのつまった袋をいただいた。
はうー！！いいニホヒ！！！フガフガ。
でもこれ、できれば帰りに渡していただけるとうれしいのですが。。
台風で大木が倒れたと聞いていたので、そういう木材なのかな？
山の恩恵を分けていただき、ありがたいッス。



神代けやき（写真右上）という有名な古木の下を通る。1000年前（平安時代）からあるというご神木。
ところどころ、トタンが貼ってあった。なぜトタン？トタンは強いの

おみやげ屋さんや茶屋がならぶ通りをぬけると、頂上には御岳神社。
石灯籠の立体的な鳥居の彫刻が、ミニチュアちっくでかわいかった。

そこから横にそれ、ハイキングコースに入るとグッと人が少なくなった。
山ガール率高し。



30分ほどしてコースからピョコッと出っぱった、みはらし台のある 長尾平（ながおだいら）へ入り、
というか出っぱり、お昼ごはんにする。
お昼は待ち合わせの立川駅でそれぞれ買ったおにぎり。

晴れて空気が澄んでいれば。江ノ島まで見えるらしい。
この日はちょっとかすんでいたし、あんまりよく知らない江ノ島がわかるかどうか、自信ないー。


長尾平のあずま屋、急坂、根っこがすごくて小さく見えるＫちゃん

イメージでは「山を登って行く」ハズなのに、なんかどんどん下って行ってる。
けっこうな傾斜をどんどん下りる。
コースの見所は、２つの滝と、コケむす岩場「ロックガーデン」。

下りて行くと、だんだん涼しくなり、１つめの滝があった。
七代の滝（ななよのたき）　エッ！？ずっと「ななだい」の滝　だと思ってたぜ・・。

七代の滝とロックガーデン

しばし滝のマイナスイオンを浴びつつ休憩。
しめった石でズルッ！とスベっている人がいたので、ビクついて必要以上に慎重に歩く。。
お弁当食べてる人や、ヨガポーズをやってみている山ガールもいた。
きもちいいね～～


混んできたのでそろそろ行こうか。
もしかしてアレ昇るの？ってビックリする、ハシゴみたいな鉄の階段をぐんぐん昇ってゆく。
これはぜったい、筋肉痛になるね！！　と言って確信してたのに、不思議とならなかった。

豆柴みたいなかわいらしいワンコに抜かれた。
木の根だらけの歩きづらそうな足元も、細い足でピョコピョコといっしょうけんめい登ってた。

登り切ると「天狗岩」という巨大な岩があり、鎖を頼りに登れるようになっている。
「い、いいよね・・・」とチャレンジせず。マリオのハシゴ障害で疲労した。


そのあとの、２つめの滝まで続く「ロックガーデン」と呼ばれる場所は、すごくいいところ～
ビロードみたいなコケが岩や倒木にフカフカについて、きれいなこと。
軽い登りで歩きやすいし、沢沿いなのでひんやりして気持ちがいい。酸素が濃そう。
オアシスって感じ

綾広の滝（あやひろのたき）　
こっちの滝には、鳥居があった。薄暗くて、厳かな雰囲気・・。

綾広の滝と天狗の腰掛け杉

ロックガーデンが中間地点で、ここからは最初のケーブルカー方面へ進む。
特にキツイ登りも下りもなく、気持ちよい山道をトコトコ歩く。

なんかさっきから遠くでサイレンが聞こえるな～
救急車や消防車やパトカーとはちがう、短い間隔。なんだろうね？

バイクが３台、前から来た！
バイクで遊ぶ人もいるんだ～なんて思ってたら、サイレンを鳴らしたレスキューらしきバイクも！！
次々に山岳救助隊の人や警察の人たちが、急ぎ足で通り過ぎて行く。
空にはヘリの音も・・・なにかあったのかなー？ケガ人？大したことないといいけど・・



なにがあったかわからないまま、天狗の腰掛け杉を過ぎ（ダジャレではない）、お昼を食べた長尾平に出た。
テーブル席で休憩してこっか～
おばちゃまたちがお昼を食べている席のはじっこをお借りする。

長尾平のでっぱりの方に、救急車が停まっていた。
なんか大ゴトになってるけど、だいじょうぶかなぁ？
見知らぬ人だけど、心配。無事を祈る。



道中、ずっと背中のまがった小さいおばあちゃんが、リュックをしょって一人で歩いていた。
きっとよく来てる方なんだろう。馴れたカンジで、マイペースで休憩しながら歩いているようだ。
足はわたしたちより少し遅いのに、いつのまにか抜かれて、気付くとなぜか先にいる。
長尾平でもおばあちゃんをみつけた。おばあちゃん、無事でよかった。




Ｋちゃんに北海道みやげのお菓子をもらって、滝でクッキー、長尾平でマドレーヌを食べた。
まいう～～
ちょっとしっかり感のある、こういうおいしいおやつがあると元気が出るね
こういうの、こんどから持ってこようと思った。


カメラを買って、初めてのおでかけ。
まだカメラに馴れてないので、適当に撮った。
おもしろく撮れたのもあるし、つまんないのもたくさんあった。
帰ってから、もう少しこうすればよかったなぁーと反省するのも楽しい。

Ｋちゃんも言ってたけど、カメラを持ったら、なにげない景色や花を、新鮮な感覚で、
興味をもって見るようになった。なんでもないことが、ちょっと楽しくなる。

撮れた写真の出来はオマケのようなもので、「ちょっと楽しくなる」っていうのがイイと思った。



帰りの電車に揺られていたら、眠いのに、心地よいというより、なんかイライラする。
居心地の悪いこのカンジ・・・風邪が悪化してる・・？

ひそかに、立川駅のおされなカフェでコーヒー飲んで語らいたいなーと思ってたけど、Ｋちゃんが
「じゃあ、お茶はなしでサクッと帰ろう！」と気を利かしてくれた。

「お茶して帰ろ」と約束していたわけではなかったけど、
「帰りはお茶したい」と同じように思ってたことと、「早く帰ろう」と気遣ってくれたこと、
ダブルでうれしかった



翌日は熱が出て、１日ずっと寝てた。
熱が出るまでは、運動効果のせいか血糖値はグッド。

山に行くと、いつものインスリン量より少なめに打つけど、
血糖値がぐんぐん下がってイイ感じのときと、けっこう高くなっているときがある。
どちらも翌日はインスリンの効きがいいような感じがする。
高めな日はおやつの食べ過ぎか、インス少なすぎたのかなー。

インスリンはいつもの2/3くらいにするといいのかもしれない。



見ていて行きたくなった御岳山2つ。

● BS日テレ「登る女」での御岳山
● イラストレーター羽田野由紀子さんの御岳山