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2004.02.06
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2月4日から6日に、国際協力機構(JICA)UNDP(国連開発計画)WBI(世界銀行研究所)CIDA(カナダ国際開発庁)GTZ(ドイツ技術協力公社)が共催で、能力開発(Capacity Development)についての国際シンポジウムが行われた。その最終日に、シンポジウムの討議結果をいち早く報告するための「途上国の能力開発と有効な援助」と題したハブリックセミナーが行われた。
会場には、100名を越える、開発援助に関わる人が来場し、あっという間に2時間が過ぎた。
さて、ここで言う「能力開発」とは、個人のみならず組織(含むコミュニティ)、制度、社会を包括する内発的な発展プロセスを意味している。
今回は、途上国に対し国際協力というレベルでの「能力開発」が中心に討議されたのだが、その討議された報告や支援されている国の代表者の意見を聞くと、日本での個人レベルと基本的な部分が変わらないと感じた。
今、この「能力開発」が注目されているのは、今回のシンポジウムも含め支援国(ドナー)主導になりがちだったことにより、開発途上国の自助努力を阻害し、自ら成果を挙げられなかったからである。
今回のシンポジウムで、画期的だったことは、援助を受けている国同士で、自らのノウハウをシェアする事について話し合われた事があった。それだけ、教える側、お金を出す側の論理で、話し合いがなされ、実行されていたという事である。
これは、母親がなんでもやってあげて、子供がいつまでたっても、自分で何も出来ないことや、学校で教えられるままで、考えられることか出来なくなることなどと似ている。
そして、学校教育で言えば、文部科学省や、日教組の教研集会、PTAなどで討議し、それを教育方針として採用し、子供の意見を反映されるシステムになっているのとも、とても似ている。
これらの対策ついて、パブリックセミナーでは、今回の話し合いで確認された「能力開発」10箇条(下記の英文)が、配布された。
要は、あせらず、じっくりと、いろんな人や組織と連携を取りながら、途上国主体に行うという事である。
興味ある人は、ご自分で訳してください。
これは、途上国だけでなく、日本での個人レベルでも使えるネタです。
セミナーの最後に、能力開発を行う人材に必要なスキルについての質問が出た。それには、エジンバラ大学のキング教授は、自らの能力を高めることと回答し、フィリピンのモンテロさんは、ファシリテーターが必要だと回答した。
自らの技能を高めると共に、相手の能力を高めるファシリテータ(促進者)としての能力を身につけることが、能力開発と有効な援助に必要なスキルなのだ。
昨今、コーチング、ファシリテーションなどが、注目されている。これらは、これからの社会で必須のスキルになってくるだろう。
それは、個人から世界レベルまで、役に立つスキルなのである。






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最終更新日  2004.08.12 03:26:54
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