1416629 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

P-Blog アイデア&インプレッション

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

まいける160

まいける160

カレンダー

カテゴリ

フリーページ

ニューストピックス

2004.02.05
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
この数日、都内某所で行われている国際会議のビデオ収録を行っている。会議は、英語とスペイン語で行われており、音声収録は、会場の音声と、スペイン語のときは英語の同時通訳の英語のみの2系統で行っている。
その音声を、どのようにビデオカメラに送るのか、会場の設備担当者と打ち合わせをしていると、50過ぎの現場の担当者は、どうも音響に関して、要領を得ない。なぜなら、彼ら現場の担当者は、ボイラー技師の資格を持っているのだが、畑違いの視聴覚機器の取り扱いについて、ずぶの素人なのである。配置転換で、配属されたとき、引継ぎで、どの機械がなにを行うもので、どの操作をすれば、使えるということは教わり、少しは、理解しているのだが、基本的な理論が全くわからない。
伝わっている、マニュアルどおりにはできても、それ以外の、イレギュラーなものに対しての、対応ができないという。
だからこそ、この会議場の職員は、向上心を持って、学ぼうとしている。やはり、技術者として、いい仕事をしたいのであろう。
しかし、音響のことについて、どう、学んでいいのかがわからないというのだ。音響について学ぶには、専門学校へ行く、実際、現場で弟子入りして覚える、趣味というか独学の三つが主流である。働きながら、集中的にしかも体系的に学ぶことは困難である。
全国に、さまざまな公共施設があるが、この会議場のように音響専属の施設担当を置けないところが、たくさん存在するだろう。音楽や音で飯を食いたいという者が多いにもかかわらず、そういう人間を雇う枠はなく、法律で決められた、ボイラー技師が、同じ建物の設備ということで、音響を担当している。
彼らは、音響の技術というソフトを持たないために、コンテンツが活きにくい。また、音響施設の知識がないために、音響機器のハードウェアの手入れが行き届かず、結果として、肝心なときに機能しない。そういうことが蓄積し、施設利用者の満足度を下げ、さまざまな公共施設の有効利用の妨げになり、最終的に施設稼働率が下がることになる。
施設に対する、音に対する意識の向上と、それに対する人材確保や人材育成が必要だと感じた。

そうそう、音響が好きな人は、PAやスタジオの仕事にはなかなかつけないが、ボイラー技師の免許を取ったほうが、公務員で公共ホールや会議場で音響の仕事ができるかもしれない。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004.02.05 10:41:25
コメント(5) | コメントを書く


お気に入りブログ

・・ 野山ですごす… りおじーにょさん
ゴーヤ泡盛の野毛日記 ゴーヤ泡盛さん
ヅ+の日記 art-labヅさん
アジアン雑貨屋店主… エナエナさん
しみずきみひとの楽… Shimmy0603さん
小島トモオス 小島トモオスさん
新・さすらいのもの… さすらいのもの書きさん
新川てるえの家族の… 新川てるえさん
繁盛請負人ばんたか… 繁盛請負人ばんたかおさん
ヘンかわおいしいお… artlabova-goodsさん

コメント新着

サイド自由欄

設定されていません。

バックナンバー

・2024.05
・2024.04
・2024.03
・2024.02
・2024.01
・2023.12
・2023.11
・2023.10
・2023.09
・2023.08

© Rakuten Group, Inc.