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2020/10/18
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世界中を巻き込んだ国連によるCO2削減運動を、25年以上に亘って行ってきたその結果、大気中のCO2濃度は予測に反して逆に増加していたのだった。この事実と遭遇したIPCCは京都議定書を諦めてパリ協定の実施を急いだものの、COP25で決める予定の具体策の合意形成に失敗し、何も決められないまま時間切れとなり、中途半場のままという状態で頓挫してしまったのだった。守ることのできないほど困難な約束を遵守しようとする協調的な国家が、ひとつも現れてこなかったからである。

 

この年コロナウィルスが世界中で猖獗を極めるようになったため、経済活動全般がその影響を被らざるを得なくなり、経済成長は急停止して景気の好循環が一瞬で失われ、国境封鎖が社会現象としてあっという間に広まった。ロックダウンが徐々に拡大していったことから、飛行機での広域移動がその対策として真っ先に禁止された。ヒトヒト感染するこの新手のコロナウィルスは、コミュニティ社会の維持継続をたちまち破断し、人と個人の間にできていた関係性を断ち切って、社会経済活動のすべてを停止させるに至らしめたのだった。

大気中に溜まっていたCO2は大きく減ったのだったが、温暖化はその後も止まらずに進み続けることとなったのである。何故なら大気中で温室効果を発揮しているのはCO2ではなく、気化した水のガスである蒸気以外に考えられないことであったのだから。大気中のCO2濃度はたった0、04%でしかなく、400ppmという極微の値に過ぎない分母がたとえ10%減ったとしたところで、360ppm(=0、036%)にしか減らせていないということになっていた。

大気中に遍く分布している温室効果ガスはCO2では決してなく、60%以上もあると見積もられている水蒸気の関与を、世界中の知識人たち全員が打ちそろって見失っていたということであったのだった。

水蒸気という最大の大気成分を、まったく要素化していなかったその国連が、温室効果ガスをCO2だけだと決めつけていたのだ。この誤った情報がフェイクニュースと築かれずに、そのままどんどん拡散していったことから、止まらない温暖化を定着させてしまうこととなったのであり、気候変動を気候危機へと発展させたということになったのだった。

 この空前にして絶後であろう偽情報を真に受けた知性なき知識人たちが、国連という名の権威を身にまとい、フェイクニュースであると悟ることなく、喧伝するための主体となって機能した。これが止まらない温暖化へと繋がったことから、気候危機だと警告を発した当のその国連が自縄自縛へと陥ったのだ。    

温室効果を持つガスはCO2以外に存在しない、とそう決めつけている国連を妄信している似非知識人一同が、温暖化を推し進めて気候危機へと発展させたということなのだ。CO2を大量に減らすことができたとしても、温暖化と気候変動はどのみち止まることはない。それどころか植物が行っている炭酸同化作用を抑制して、酸素濃度を減らす効果を却って高めるだけなのだ。

人工の水を増やし続ける炭化水素の燃焼拡大という既定の行為は、大気中から酸素を奪って水素と結びつかせたことで、その過程で酸素濃度を引き下げていくばかり。そこにCO2を取り込んだ植物が光合成をおこなって、酸素分子O2の濃度を高めることができていながらも、酸化物へと取り込まれてしまっている酸素が元の水準へとは戻れない。炭化水素の代表的存在であるメタンCH4を燃やすと、水の分子が二つ生まれたそのときに、その半分である一分子のCO2が自動的に産み落とされている。この生成で生じている差の値が、降水量の増加とそれによる自然災害を執拗に生み出すようになっていた。

この比率で人工の水をこれからも増やし続けていくのであれば、降水量の異常な増加が起きるだけでなく、海水の淡水化と海面水位の上昇が同時進行するようになり、魚の生息域を塩分濃度の高い深みへと押し下げ、漁獲高に重大な影響を与える事態を恒常化させるだろう。

この変化は既に世界中で起きていることなのであり、誰もが思い当たる節をいつか見つけだすことだろう。人工的に作られた大量の水のガスである水蒸気は、大気圏内で温室効果を着実に発揮しつづけ、冬の放射冷却を防いでいるのみならず、湿度の高い夏の日の蒸し暑さの原因ともなっている。液体の水は100℃で飽和してしまい、それ以上の高い熱にはなれないのだが、気体となった水のガスである蒸気は2000℃以上の高熱となる能力を秘めている。
 原発が引き起こしたあの水素爆発は、メルトダウンした核物質が熱暴走したことによって、蒸気の熱を高め続けさせていた、そのプロセスの最終結果として生み落としたもの。空前絶後の偽情報に振り回されている世界中の知識階級が、この現状をつくりだしたその原因として、共同幻想の合成サイクルに組み込まれてしまっている。






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最終更新日  2021/02/12 10:32:33 AM
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