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2021/04/25
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 国連がCO2削減を温暖化対策の金科玉条にしてしまったときから、気候変動が進みだすという変化が地表に出現するようになっていた。CO2に温室効果があるにせよ、その大気中濃度は極めて低く、たったの0,04%であるに過ぎない。大気圏内に吐き出されているCO2を全部まとめると、年間600億トン近くにまで迫るほど膨大な量となる。

  それが大気圏内の濃度測定では、たったの400ppmでしかなくなっていた。この値は百分比にすると僅か0,04%であるに過ぎない。CO2の重さを示すその質量は、空気のそれより150%も重かったからである。

CO2の温室効果能力は、大気圏内で大気の温度を高めるほどの濃度ではなくなっていた。600億トンのCO2の殆どは、その重さの故に海水に溶け込んでいたのだ。この段階で地球メカニズムである炭素循環に、CO2の殆どすべてが取り込まれていたのである。

大気圏の低層部に当たる空気圏を温めているのは、同じ温室効果ガスでもメタンでもなければCO2でもなく、水蒸気という水のガスだったのである。

気体の水である水蒸気の重さは、H2Oの質量とまったく同じであり、空気と比べると40%も軽い気体となっている。このため水蒸気は空気圏をゆっくりと上昇していくこととなったのであり、その緩慢な上昇速度が地表に温室効果を与えていたということだったのである。

 問題は、国連がCO2とH2Oという二種類の酸素化合物の比重の違いを、完全に見落していたというその事実を、世界中の知識人たちがこぞって指摘していなかったというその一点にある。権威的存在として振る舞っていた国連が、CO2以外の温室効果ガスのうち最大の成分比率となっている水蒸気の機能を見落としていたのだ。その認識の錯誤という単純な事実誤認を、世界中の知識人たちの悉くが当初から、指摘することができなかったということなのだ。ここに学歴重視の高等教育の失敗が、もののみごとに立証われていたということなのだ。世界中の指導体制が例外なく検証確認を怠っていた、ということが脱炭素運動へと、国連主導で世界中をのめり込ませていたのであった。

この経過の事実のもつ意味が分かっている人であるのなら、脱炭素では気候変動を止めることができない、ということくらい一瞬で理解することは可能であった。ここが分かっていなかったということこそが、気候危機を作り上げる経過を生みだしていたのである。温暖化現象を止めることは、この先何年たってもまったくできない、ということは当初から必然の結果だったのだ。つまり王様は、はだかだったということなのである。

世界中にこれほど多くの馬鹿どもがいた時代は、かつて地球上に存在したことはない。規模の点に於いて、その事実を否定できるものはないからだ。CO2を減らすことができたところで、温暖化が止まる根拠は最初からなかった。CO2は国連によって冤罪となるよう仕向けられた被害者だったのだ。冤罪事件がそうであるように、真犯人を無罪扱いして温存することとなっていた。気候変動は世界中が束になってかかったところで、改善することなどあり得ないと断じざるを得ない。

これまでに実施されていたすべての気候変動対策は、国連が招いた誤った判断を、世界が真に受けたことによって、実効のない対策であり続けることとなっていた。これからも気候変動を加速する経過を国連主導で進めていくのだから、世界中が時間と資本の同時喪失をそれと知らずに熱心に、善と信じて推し進めることとなったのは当然の帰結であった。賢明であって然るべき知識階級が判断を一斉に誤った事実がある以上、その影響は破壊的な結果を地表へと残すものとならざるを得ない。

科学的知識を活用することができる人なら、このように稚拙な誤った判断を、握り締めていつづけるということなど絶対にない。当事者が知識人という自負をもっていればいるほど、己の判断の過ちを受け容れることはできない。自覚症状がまったくないというそのことが、問題をより複雑にして無駄な投資で富を失い続ける、という余りにも拙い経過を生みだしていたのだ。世間のバカは、このようなことをやっていながら、そのことにまったく気付くこともできなかったのである。そのために経済成長を維持できなくなっていたのだし、損失を徒に高く積み上げていながら、更なる貧困化を推し進めていたのだった。不具合の根源は権威主義と、権威主義者供の我田引水目的の心得違いにあったのだ。


環境問題とパンデミック対策の双方には、人為的な未解決の課題が色濃く漂っている。バカにつける薬は、昔からどこにも用意されていないのだ。過ちのそもそもの根源となったものの正体は、おそらくこの辺りにあったのではないだろうか。






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最終更新日  2021/11/24 05:18:07 PM
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