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2021/11/13
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 どうやら現代文明というものは、科学を理解することができなくなっていたようだ。質量のもつ違いの意味さえ、理解していないことがあきらかとなっているからだ。物質のもつ密度の違いや比重の差についてさえ、その意味を正しく認識しているとは言い難い。以下はその根拠となった代表的な数値、として残されてあったもの。

大気圏内にあるCO2の濃度が400ppm超であるということは、最早衆知の事実とされている。最近公表された濃度の平均である413ppmという具体的な数値が、最新の値であるということだ。大気圏内にはこれ以上のCO2は存在していない、というこれは世界に対する宣言だということなのである。これを否定することは最早できない。

たった1%にも満たない比率に過ぎないCO2の大気中濃度が、何故脱炭素運動の標的とされなければならなかったのだろうか。この実測値に基づけばCO2のものとされる400ppmの濃度とは、百万分の四百という比率であるに過ぎない。1%にも満たないたったの0,04%、という比率でしかないのだ。この余りにも低い値を更に1%減らすことに、一体どのような意味があるというのだろうか。甚だ訝しいことである。狂気じみた知識人の集合が、気候変動をこの惑星へと連れてきた。

大気成分の比率でもっとも多いものは、78%を占めている分子が窒素N2となっており、その次に多いのが酸素分子O2の21%となっている。合計すると99%となることから、地表を覆っている大気の成分は、窒素N2と酸素O2以外のすべてを足し合わせても、最大で1%でしかないということなのだ。

翻ってCO2の比率となっている400ppmを、百分比に置き換えるとそれはたったの0,04%でしかないということなのである。この極めて微小な量に過ぎないCO2を、これからもっともっと減らさなければならない、という世界規模のムーブメントのことを脱炭素運動と呼んでいるようだ。これは世界中が科学に疎いということを指し示すことであったことから、誤った解釈を世界中が真に受けているという意味になっていた。

これまで気候変動枠組み条約COPが関わってきたその期間は、まる26年に達している。この四半世紀を超える長い時間を、文明は誤った解釈に基づいたCO2削減運動を、真顔で達成しようと努力しつづけていたのであった。何とも愚かなことである。

文明社会の構成員のすべてが、錯誤に基づいた誤った解釈を真実だ、と疑うことなく等しく確信してしまっていたのだ。集団的意識が生みだした共同幻想というものが、脱炭素運動となって、COP26の直前には大潮流となって蔓延していた。

温暖化という現実が既に成り立っている以上、その原因を特定しておかなければ、有効な対策を導くことはできない。そのために温室効果ガスに的を絞ってはいたものの、的をおおきく外してCO2が犯人である、と高圧的な姿勢で断定してしまっていたのだ。

CO2は空気よりもはるかに重いガスであることから、自力で大気圏を上昇する能力をもっていない。ドライアイスの白煙が、CO2の重さを雄弁に物語っていたのである。火力発電所の排煙筒から吐き出された熱いCO2は、その直後に海面へと降下してしまうことから、大気中の濃度はCOPが始まった95年には、340ppm程度のレベルに過ぎなかったのだが、その後国連が犯した判断の過ちが、今では400ppmを超えてしまう濃度へと高めていた。
 

どちらにしてもこの値は微小なものであったため、気候変動を齎すほどの実害を地表に与えたとすることはできない。たった0,04%の密度でしかないからだ。地表に温室効果を与えているガスは、CO2ではなかったのである。それは熱水蒸気というものだったのであり、火力発電所では蒸気に高圧をかけて、水蒸気に圧縮熱を更に加えた状態で、大気圏内へと排出しつづけて現在に至っている。

世界中で燃やされていた地下資源は、主に天然ガスへとシフトするようになっており、その主成分がメタンCH4であったということが、燃焼炉の中で炭素Cを酸化作用でCO2へと変え、四つもついている水素Hは空気中の酸素と結びつき、2H2Oとなって燃焼で生じた熱で液体から気体の水、即ち高温の水蒸気となって大気圏内へと放出されていたのであった。

 対比すると水蒸気H2Oは、CO2の二倍の量となっている。洪水の被害が90年頃を境に、急増していた訳である。このため自然界に存在していなかった天然の水が、炭化水素の大量燃焼で人造の水を増やし続けることとなり、海面の水位を人為的に高めていたのである。

さらに天然ガスは工業炉の燃焼材としても使われているのみならず、家庭では煮炊きするための資源とされたり、屋内を温めたりするめの熱源として使われてもいた。この事実は人口密集地であればあるほど大気中の水蒸気の濃度を高めることとなり、気化熱として地表の熱を上空へと移動させながら、降水量の異常な増加となって水害を多発させたその主原因ともなっていた。

これら炭化水素の燃焼による熱反応でCO2が一つ生じたとき、二倍の水蒸気を同時に大気圏内へと放出していたということなのだ。90年代ころからはじまった降水量の異常な増加という変化は、天然ガスへの資源シフトが生んだ世界規模の気候変動を生みだすに至ったのである。

CO2は水素をまったく含まない分子であることから、降水量の増加に関与したとすることはできない。燃焼で生じた熱を重さの故に海面へと着水した段階で、海水を温めて低気圧を発生させることはできても、地球全域に広汎な温室効果を与えることなどできる筈はなかった。水に溶け易いという特徴的なその性質が、石灰化と地球の炭素循環に取り込まれて、大気圏内の残留濃度を極小化させていたということなのだ。

国連とそれをとりまく知識人たちがこぞって解釈を誤っている以上、温暖化とそれが生みだした気候変動を抑制することは既に不可能。世の覚醒が、新時代到来の鍵となる。権威主義の罪業は重く、そしてきわめて深い。自業自得とはまさにこのこと。






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最終更新日  2021/11/14 11:57:36 AM
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