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2023/10/09
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 火力発電所が行っている蒸気発電というその方法が、大気圏内の熱をひとしきり高めてきた。CO2は大気圏内の残留濃度が0、0415%+と大変低くなっているため、温室効果が指摘されてはいるものの、熱を貯めておくことができるその能力は極めて低い。百万分の415、7を意味する415、7ppmという比率の希薄なガスでしかないからだ。

 

 大気中の温室効果ガスは大別して四種類あるのだが、最大の比率をもつ水蒸気は平均で65%と見積もられている。保温能力が高いのは一酸化二窒素N2Oであり、その次がメタンガスとなっている。その質量は非常に軽いものであることから、大気圏を一気呵成に通り抜け、成層圏へと達してしまう。その大気圏内の濃度は、21年度実績で1908ppbでしかなく、つまり十億分の1908とという値となり、その濃度は大気圏では極めて希薄なガスとなっている。

 気候変動に関わるほどの温室効果ガスとしての有害性は、空気より軽すぎても重すぎても温室効果能力はない。軽すぎない温室効果ガスである水蒸気だけが、大気圏に温室効果を与える能力をもっている。この分子質量と大気圏内に於ける残留密度、そして熱の分布と割合を確認しておかなければ、気候変動の原因を特定したことにはならない。要素抽出に不備があったのだから、有効解が引き出せなかったのは当然に帰結というものだ。

 

 CO2の200倍も高い温室効果をもつN2O(一酸化二窒素)の大気圏内濃度は、21年度実績で334,5ppb(十億分の334、5)とメタンより一桁低いものとなっていた。

 

温室効果ガスの大気中濃度 21年度実績

 

温室効果ガスの平均分布比率

水蒸気    H2O   ≒67% (湿度換算)

二酸化炭素  CO2   415ppm(0,0415%=百万分の415)

メタン    CH4  1908ppb(十億分の1908)

一酸化二窒素 N2O   334ppb(十億分の 340)

 

※大気圏内の濃度が最も高い水蒸気は単位時間当たりの変化量が大きいため、計測条件を平均湿度として適用した。

 

 国連が問題として扱っているCO2の質量は、空気より150%重いため浮遊する能力は本来ない。地表(海洋や湖沼河川と大地の全域)に落下してしまっているため、大気圏での分布比率はとても小さなものとなっていた。温室効果能力がたとえ高いものであるにせよ、その影響は極めて低いと観なければならない。

 

※CO2についてはドライアイスが気化したときにできた白煙が、地平に落ちて横に広がっていくのを、誰でも一度は見た経験があるだろう。

 

 大気圏内の温室効果ガスで最大の比率となっているのは、水蒸気以外に存在していないのだ。空気より40%も軽いという蒸気に特有の性質があるからだ。この軽さがあったために地表にある水が気化したとき、その熱を奪って上空へと直ちに運び上げていたという訳だ。

 その過程で大気圏の平均気温を高めている事実を、国連は要素として完全に見落としている。この認識の錯誤を国連がそれと知らずに握りしめているために、気候変動を止まらないものにしてしまっていたのだ。平均気温の上昇に寄与している温室効果ガスとは、水蒸気以外に存在していない。

 メタンは質量が小さいことから大気圏を通過してしまい、成層圏にまで直ちに到達してしまう。25km付近にメタンが集まっているため、メタンの温室効果は成層圏に限られている。地表で行ったメタン濃度の計測は、したがって気候変動対策としての意味をもたない。

 温室効果は一定の時間熱を保ち続ける能力がなければ、計測してもどれほどの温室効果を発揮していたのか、ということを知るための手がかりにはならない。判断を誤って却って有害な経過を招いたのでは、実効を失って弊害を強めただけとなってしまうからである。

 

一酸化二窒素N2Oの温室効果はCO2の二百倍も高いのだが、その質量はCO2の次に重いことから、大気圏内に留まることができず地表に降下して、窒素肥料として直物の生育を助けるか、或いは硝酸塩として海底に沈着沈殿することとなっている。

 空気より重いガスはすべて地表のとこかへと落ちることになるのだ。上昇能力をもっているのは水蒸気とメタンガスなどの分子量の少ない、空気より遥かに軽いガスに限られる。国連が質量分析を長期間怠っていたそのために、温室効果ガスであるというだけの理由で、大気圏では希薄なガスであるCO2が有害だと決めつけられていた。

 科学的知識がなかったのは寧ろ、学歴社会を突破してきた文明の上部構造に属する、世界中に遍く分布している似非知識人たちの方だった。

 

 

 






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最終更新日  2023/10/12 03:54:43 PM
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