『追われない』こと

2014.08.17

カテゴリ：ブログ

今日まで主人が夏休みでした。

この一週間は娘の塾の講習も、

息子の部活もなく、

旅行に行ったり(といっても一泊二日)

自由研究に取り組んだり。

私だけ、パートに出た日もありましたが、

それでも、ゆっくりできた夏休みらしい一週間でした。

起床時間もゆっくりめで

腹時計のお知らせで料理を開始する始末。

ただなんとなく毎日を過ごしています。

ああ、規則正しい平日よ。早く来て。

早く来てと思いつつも、このゆったり感も

やめるのはおしい(笑)

というのも、この『何にも追われない生活』と

いうものは、息子を穏やかにする効果もあったようです。

この一週間は、本当に元の息子が戻ってきたようでした。

主人がいたせいかもしれませんが。

あまり怒られることもなく、兄妹ケンカもなく、

反抗も(それほど)しない。笑って、遊んで、話して。

多少の口答えはしますが、平穏な一週間でした。

私も息子も、『～しなきゃ』と

いう気負いがなかったからかもしれません。

学校へ行かなきゃ！宿題しなきゃ！

お風呂入れなきゃ！ご飯作らなきゃ!塾に送っていかなきゃ！

この「～きゃ！」が無ければ、

時間にも、何にも『追われて』いなければ、

人間、穏やかに暮らせるのかもしれません。

そう思った1週間でした。

ただ、結局は追われているんですよ。

自由研究はまだ途中だし、宿題もあと少し残ってる

理科実験もあるし、夏休み明けのテスト対策もしなきゃいけない。

そこに気づいた瞬間に、私も、息子も、また現実に戻され

カリカリする生活に戻るんだろうか。

と思うと、このゆっくりした1週間はとっても貴重なものだったと

思えてきます。

大人も子どもも忙しすぎるんですよね。

心にゆとりをもてないのは、生活が忙しいから、ということが

大きいのかもしれません。

「追われる」という感覚より

ちょっと「追っていく」ぐらいが理想なんですけどね～