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カテゴリ:映画鑑賞
2017年、続編が30年超の今年に公開されますコノ作品
ワタクシのライブラリには「ブレードランナー」「デンジャラス・デイズ:メイキング・オブ・ブレードランナー」「ブレードランナー ファイナル・カット」の3作品が保管されております で、本日は奥様が飲み会ということで家を空けるワケにもいかず…おさらいの意味で奥様を飲み会場に送り届けた夕方から全作品鑑賞となりました 1983年に公開されたコノ作品は、ワタクシの中で近未来SF映画の金字塔と位置付けてよいぐらいの作品 ワタクシを映画好きにさせた1本であるといってもイイぐらいです オープニングから発展と荒廃が同居した高層ビル群の空撮映像から始まりまして…ココで捜査官らしき人物が取り調べ中に何者かに打ち殺されるシーンでスタート そして日本人街のような(強力わかもとの巨大電子看板なんか今見てもイイかんじなんですが)なんともいえぬ人口過密の下町で、主人公のリック・デッカードが登場し捜査に駆り出されます いちいちあらすじはイイですね…書かずとも映画ファンなら誰もが知っている起承転結 遺伝子工学で造られ宇宙開発などの過酷な労働に従事していた人造人間レプリカントとそれらを処刑(解任)するための任を負う警察の専任捜査官ブレードランナーとの攻防を軸に、人間とレプリカントの禁断の関係を交えたディープなテーマの作品です 作品が描いた世界は2019年の大都市ロサンゼルス …もうスグ先の未来ぢゃんかっ とにかく、この大都市の描き方…重厚な音楽…どこをとっても非の打ち所がないというか、卓越なセンスに観るたびに感心するばかり CG全盛の現代映像にも負けないVFX担当のダグラス・トランブル、退廃の近未来都市をデザインしたシド・ミード、そして科学と神秘の景色を音で表現したヴァンゲリス…それぞれの最高の技術が後世に続く素晴らしい作品を生み出してくれました そしてすべての才能をまとめ上げたのは監督のリドリー・スコット 彼の作品はあらゆるジャンルで素晴らしいのですが…やっぱし「ブレードランナー」は抜きに出て素晴らしいです 主演はハリソン・フォード、ルトガーハウアー、ショーン・ヤング、 ダリル・ハンナetc…です。 そして…連チャンで観ましたファイナル・カットは公開から20年過ぎた2007年に作られたモノでして、他にディレクターズカットとか数種あるバージョンの中で一番最後のモノとなっております オリジナル版との違いは、主人公のデッカードが作品の随所でしゃべっていたモノローグ的なセリフやデッカードと女性レプリカントのレイチェルが逃避行へ旅立つ美しいエンディングがカットされていたことと…たぶんコレが一番の違いなんですが、デッカードが見たユニコーンのが駆ける夢のシーンの挿入です オリジナル版との違いで何故このシーンがそんなに重要なのかと言いますと、この夢のシーンによりデッカートは実はレプリカントだったんぢゃないのって論争が起きちゃったからなんです この論争はリドリー・スコット監督の発言なども含めて諸説あったよーに思いますが、今月末公開されました「ブレードランナー2049」で明らかになることと思います っということでおさらいで数年ぶりに観た「ブレードランナー」ですが、やはり素晴らしかった 余韻冷めやらぬうちに続編を映画館に観に行きたいと思いますっ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.11.25 16:47:14
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