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塾の合宿が終わった2日目の昨日は疲労困憊だった。
この数日の残暑の厳しいせいもある。 今日はこの夏になって初めて世田谷と鴻巣で 蝉の声を聴く。午前中は世田谷で犬を散歩中に聴き、 午後は鴻巣で塾の木蓮の下で聴いた。 生徒に聞いてみるともう何回も聴いているらしい・・・ さて、最近は意識的に中3や高3の生徒に「受験校は決まったか?」 と声をかけているが、実際はまだまだのようだ。 自分は生徒自身に受験校を決めていくようになるべく指導している。 ただしそれがずいぶんと安易な選択であったり、逆に挑戦を通り越して 無謀な受験である場合や、かなり親の意向とはかけ離れていれば 少しは意見もする。 特に高校受験では私立も公立もトップが代われば今春の大学実績など 当てにならない。校長を目指すような色気のある公務員は 数年で移動する。 もうだいぶ前のことではあるが、公立中学の現場から業者テストを追い出した (よし悪しの判断は別として)県の教育長T某も新設私立の校長に収まった。 公立の校長だって退職して私立に天下りするご時世である。 生涯一教師は少ない・・・ そこで学校の特色などと言っても 県のモデル校ぐらいで、後は生徒や生涯一教師の努力にすぎない。 かといって私立も数年に1回ぐらいコースの名称を変えるぐらいで 目先をごまかしていることぐらい高校生や大学生のいる親なら そんなことは誰だって知っている。 中には塾長の自分よりも詳しい親もいる。 これから私学フェアーや説明会に行く保護者も多いだろうと思うが ここにやって来る入試担当の先生はだいたい営業向きの担当が多い。 行ってきた保護者に聞くと先生の対応が良かったとか 校長の話に説得力があったというのをよく聞くが だいたい、普段多くの授業を持つ先生ならわざわざこの入試相談会には来ない し、校長は授業を持たない。 その辺の感情で判断してはいけないと思う。 やはり何度も何度も校内見学をして、親の目で決めるしかない。 子の性格を一番よく知る者は教師でも塾の講師でもなく 親御さんであるから、そこは大事なところである。 特に公立・私立高校を問わず大学合格実績は延べ人数なので注意をしたい。 私立大学の45%が定員割れのこの時代にあって、進学率がいいと言われても 親は納得はできないだろう・・・ 高校も大学もそこが子供たちの終着点ではないと思えば 要は簡単なことだ。 しかし自分もそうだったが、受験生を持つ親の悩みは尽きない。 今日は毒舌を吐いてしまったようだ・・・ このつづきは夏の間に面談を予定しているので、ご相談いただければ 自分の知る範囲でこたえたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.08.11 03:42:53
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