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2014.09.24
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今日は朝からの
通信制の高校生たちの指導は Ｓ先生に任せ 世田谷の家から直行して 埼玉の或る中・高一貫校の塾説明会に行く。 校長自ら、保護者には親サプリ、生徒には学びのサプリを 具現化していて興味深い･･･ 配られた親サプリ講座の冊子を パラパラを見ていると この校長が教育を志すきっかけとなった 林竹二の「学ぶということ」の著作の一節を引用していた･･･ 「学ぶということは覚えこむこととは全く違うものだ 学ぶとは、いつでも何かがはじまることで 終わることのない過程に一歩踏み込むことである。 一片の知識が学習の成果であるならば それは何も学ばないでしまったことではないか。 学んだことことの証しは、ただ一つで、何かが変わることである。」 自分が初めて 林竹二の文章を読んだのは 30代の初めごろだったろうか･･･ 今はいない恩師のＩ先生に これ読んでみたら？と言われ、 写真つきの文章をむさぼるように読んだ記憶がある。 宝物のようにしていたが 塾生たちの中から、教員志望が出てくるたびに あげてしまい、今はおそらく手元にないが 国土社からまだ出ているだろうと思う その頃は確か宮城教育大学の総長であったと思うが 全国の小学校、中学校、高校を行脚し 生徒たちに授業をしていた。 「開国」の授業を聞く子供たちの顔つきが 聞く前と聞き終わった後でははっきりと違っていた。 関西のある不良高校で授業をしたとき つっぱりのリーゼントの兄ちゃんたちの目が 聞く前と聞き終わった後で、 目つきがはっきりと優しくなっていた。 何かが、彼ら彼女らの中で 変わったのだ･･･ 教育にはこのような力があることに 教育に携わる者、自らが気づいているだろうか･･･ 翻ってわれらの稼業は 偏差値を上げることを至上主義とする 塾屋であるが 学んだことことの証しは、ただ一つで、何かが変わることである。 という普遍の命題は肝に銘じる必要がある そして サンデーＭ日のような 大学合格高校一覧で いい高校、悪い高校をきめる時代にあって このような中高があるということに 何か、教育の希望を感じる･･･ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2014.09.24 18:14:18
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