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2019.11.12
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【館山の海に浮かぶ帆船】

昨日は先生方と

事務の今井さんに塾を任せ

車で館山に行く

父は36年前に

他界したが、私には母が二人いて

いずれも90になる

いわゆる産みの母と育ての母である…

館山に一人暮らす母は

私の育ての母である

この度の台風で

今は住んでいない海を見下ろす

高台にある家が

だいぶやられてしまい

どこまで直すのかの

相談であった

その築50年ほどの

古びた家は

父と母の思い出のつまった

場所であり

自分も学生の頃や

まだ家族が若かった頃

夏になると

娘たちを連れて

海水浴によく来たものである

高台のその家からは

正面に房総の海が広がっていたが

周囲に

別荘や都会から移り住んできた

家々が立ち並び

今では自慢の海も

半分位しか見えないものになっていた・・・

人の住まない家は老朽化し

手入れのない木々は鬱蒼と生え

このたびの台風で屋根瓦がはがれ

忘れ去られた孤高の老人のように

静かに佇ずんでいた

最近とみに足の悪くなった

母の手をひき

いろいろと用事を済ませ

一時の別れを告げて帰ってきた

人は生まれ、生き

生の真の意味もあやふやに

その個体としての

生に終わりを告げる…

あの高台の古びた家は

父や母や

私のその生き方の

生き証人のように

老体に鞭打って

朽ち果てるまで

きっと立ち続けるのだろう・・・





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Last updated  2019.11.12 16:46:14
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