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門外漢のねごとたわごとひとりごと

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2010.10.14
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カテゴリ:お出かけ
昨日は午前中に退院後半年検診を済ませた後、ちょっと散歩がてら京都文化博物館京都文化博物館 へ出かけました。

「ナポリ・宮廷と美 カポディモンテ美術館展」が開幕したばかりでした。

これを知ったのは阪急電車の車内つり広告で、バロック時代の貴婦人像と思しき肖像画がビジュアルになっていました。

カポディモンテ美術館なんて美術館、名前すらまったく知らなかったのですが、最近は世界中のあちこちの美術館からいろいろな作品が次から次へと来てくれます。

この展覧会の展示作品は、ルネサンスからバロック期のイタリア絵画を中心にしています。
このカポディモンテ美術館のコレクションの中心であるナポリのバロック絵画については、17世紀初頭にナポリに滞在した画家・カラバッジョの影響が大きいとしている。

私が画像で知っていた作品は、ティツァーノの「マグダラのマリア」くらいしかなかったものの、絵画の質的にはそこそこ見るべきものがありました。

パンフレットによると、

<<ルネサンスからバロックまでのイタリアを代表する貴族であるファルネーゼ家が、過去の美術作品を蒐集し、当時の芸術家にも積極的に作品を注文し、この時代の美術分野の牽引役を果たしたという。
ファルネーゼ家の膨大な財産相続によって受け継いだブルボン家など、芸術の庇護者であった大貴族がどのような鑑識眼をもって美術品を蒐集し、身の回りに置いてきたのか、そしてイタリアの大美術館がどのようにして構築されてきたのかということも見て取れる>>

というようなことが書いてある。

そんなことも頭の隅っこに置きながら鑑賞して、その絵が描かれた当時を思い描くわけです。

居ながらにしてというか、最近は特に世界各地の今まで紹介されてこなかった美術館からいろいろな作品を持ってきて見せてくれるのだから、こちらはちょっとだけ足を運べばいいという事になって、私はたくさんの作品に出合う事ができる。

もっともっといろいろな作品を目にしてみたいと、貪欲に思っております。





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Last updated  2010.10.14 19:44:11
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