門外漢のねごとたわごとひとりごと

フェルメールだ。

6月25日から京都市立美術館で開催される『フェルメールからのラブレター～17世紀オランダ絵画から読み解く人々のメッセージ～』展で、フェルメールがまた３点来る。

展覧会説明を読んでみると、
＜＜17世紀オランダ絵画には、手紙を中心に家族や恋人たちの語らいが数多く見られる。フェルメールをはじめピーテル・デ・ホーホやヘラルト・テル・ボルヒら、オランダ黄金時代を代表する画家たちの家族との絆や対話を作品の中から読み解く＞＞　とある。

また、＜＜修復後世界で初公開となる　“手紙を読む青衣の女”　を筆頭にヨーロッパやアメリカの各地から集められた約40点の名品で構成＞＞　ということである。

以下の３点の手紙をテーマにしたフェルメール作品、これは楽しみだ。

◎手紙を読む青衣の女（アムステルダム国立美術館）[修復直後の初来日]
◎手紙を書く女（ワシントン ナショナル・ギャラリー）[3回目]
◎手紙を書く女と召使（アイルランド国立美術館）[2回目]

この初めて来る　“手紙を読む青衣の女”　という作品は修復直後とあるので、少なくとも図版で観ていたのとはやはりちょっと違って見えるのだろうか。

ご存知のように、フェルメールは真作とされる作品は30数点しか確認されていない。

その中でも出来栄えの優劣はあるようだが、この作品は紛れも無く名品の部類であろうと期待も高い。

私は日本に来たフェルメール作品は大概観ていますので、この絵は都合何枚目になるのか確認してみました。

指折り数えたところ16～7点といったところで、思いのほかたくさん観ているのだが、それでももだ半分にも満たないことになるのだ。

今回の展覧会は京都会場が立ち上がりのようですし、まして初日の25日が土曜日ですから、初日といえども（初日は意外と空いている事が多いのです）とても混みそうな予感はいたします。

とりあえず初日当日会場へ行ってみて、行列が出来るほど混んでいたらその日は諦めてウィークデーに日を改めるということにしておこうと思う。

なにせ日本人はフェルメール好きが、なぜかしらやたらに多いものですから。