カテゴリ:お出かけ
今年もこの時季がやってきた『祇園祭』。
私は毎年この時期に鉾を見には行きますが、それは決して宵山とか山鉾巡行とかのメインイベントでは決して無い。行くのは鉾や山を組み立てているところ『山鉾建て』など準備をしているところを見に行くとか、山鉾巡行が終わった後の片付け作業を見に行くというちょっとひねくれたものです。 祭りの本番はもちろんいいのですが、祭りが始まる前のエネルギーが漲っている緊張感漂う空気や、祭りが終わったあとの脱力感と寂しさの入り混じった黄昏感、とでもいうような雰囲気もなかなか見どころとなる。 そんな『山鉾建て』昨日見に行ってきた。 時期が少し早かったのか、それとも言った時間が早かったのか、鉾の組み立てが始まっていたのは、“長刀鉾” や “月鉾” など主役級の数基だけでした。 見ているとやはり保存会の長老と思しき人が、若衆に指示を出して鉾建てを行っている。 鉾や山は組み立てるのに釘など金物は一切使わない。すべて荒縄を使って組み立ててゆく。 この荒縄の結びがとても美しい。 注意をしてみると、この縄の結び方は鉾や山によってそれぞれ微妙に違いがあるように見受けた。 ただ今回観た荒縄の結びは、途中段階だったのかもしれないが、私が記憶している昔のものほど綺麗ではなかった気がする。おそらく後で仕上げ作業をきっとするのだろう。 ともあれ今年の祇園祭のクライマックスは連休にだから、大層な人出になるのだろうなー。 天気に恵まれるよう祈っておこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.07.11 00:45:21
コメント(0) | コメントを書く
[お出かけ] カテゴリの最新記事
|
|