カテゴリ:旅行関連
今回のイタリア旅行最後の訪問地がフィレンツェで4泊することになった。
この街はご存じのように、観るべきものがとてもたくさんある。 何処に行っても古い石畳石造りの街で、絵画や彫刻や建築物などどれもが超有名作品。そんなものがそこここにごろごろとあるのです。 ジョット、フラ・アンジェリコ、ギベルティ、ベロッキオ、ボッティチェッリ、レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロ、カラバッジョなどなど、もう数え上げたら際限なく教科書や画集で知っているビッグネームが出てくる。 3日間ほどもそんな世界に浸っていると、消化不良というのか? いくら好きな世界だとはいえいささか食傷気味になってきてしまった。 とても贅沢な話ではあるのだが、もうゲップが出てきてしまうくらいだった。そんなフィレンツェ4日目、旅行日程最後の日になりますが、この日はちょっとフィレンツェを離れて、電車に乗ってエンポリというところへ。 そのエンポリ駅からバスを乗り継いでヴィンチ村へ、ということですが私たちはバスのチケットは復路の分だけを買って、ヴィンチ村を通り越してまずはレオナルドの生家へタクシーで行くことにした。 ヴィンチ村はフィレンツェの西25キロのところにあって、レオナルドの生家はもう少し奥の丘陵地の方にあるのです。 ヴィンチ村やレオナルドの生家のあるこの地域は、トスカーナの風景がよく残っている最も美しい地区の一つともいわれているとの予備知識を持って出かけたのです。 石造りの生家に着いて周りを見渡すと、どちらの方角を見ても美しい風景、確かにそのことは実感できた。そしてヴィンチ村への帰り道、タクシーで来た時に通ったアスファルトの道路ではなく、一面のオリーブ畑の中の地道の一本道、歩いて下るといつの間にやら途中からブドウ畑に変わっている。 遠景にトスカーナの風景があり、もう少し手前にはヴィンチ村の教会の塔が見える、この道がとても素晴らしく、ゆったりとした素敵な時間を過ごせました。当初はここへ来る予定はなかったのですが、この帰り道があったおかげでここへ来たのは大正解ということになりました。 今回の旅の締めくくりとして、白眉と言えるものだったかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.07.06 00:28:13
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