カテゴリ:旅行関連
わたしは比較的 “晴れ男” だと思っていたので、今回の旅行に関しても雨にはきっと降られないだろうと高をくくっていた。
それは旅の行程の前半から終盤までほとんどで叶っていた。 ただ最後の宿泊地であるパリでは3泊したのだが、その毎日に雨に降られることになった。といっても終日降っているとかいうのではなく、俄か雨・通り雨程度の降られ方なのですが、降られることには変わりはない。 ある朝ホテルで目を覚ますと、日差しが強く空を見上げればスッキリと晴れていて、気持ちが良い一日を予感させた。 ところが滞在時間の長かった美術館を出てくると、広場や道路が濡れている。大雨ではないがしばらくの間雨が降ったのだ。 ある日、晩飯を食いにレストランへ向かう時も雨に降られた。 その日もつい先ほどまでは天気がすこぶる良かったのだが、そんなふうに急に雲が厚くなって、視野まで暗くなってくる。そしてしばらくするとまた明るくなって雨が止む、といった具合です。 それほどパリは天候が変わりやすいのです。 もちろん折り畳み傘は常にショルダーバッグの底に入れてあるので、問題は何もないのですが、どうも傘を差すというのが億劫になってしまって、少々の雨ではその折り畳みを出すことはないのですが…。 ただパリの人たちを観察していると、皆さん少しくらいの雨では決して傘を差さないようです。これはイタリアも同じでした。 ちらほらと傘を差している人はいたのですが、その人たちは大抵日本人か東洋人でした。 このあたりにも生活習慣の違いとでもいうようなものがあるのかもしれない。 ただルノワールやモネのような印象派の画家が、傘を差した人物を何点も描いているので、時代的なものなのかもしれません。 もっともあの描かれた傘たちは日傘だったですけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.06.06 22:19:35
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