カテゴリ:お出かけ
京都市東山区の京都国立博物館の北隣に『豊国神社(とよくにじんじゃ)』が鎮座している。この神社は信長亡きあと天下統一を成し遂げた豊臣秀吉は、神号「豊国大明神(ほうこくだいみょうじん)」を下賜されて祀られている。しかしながらその後、徳川家康による豊臣家滅亡とともに徳川家の命により廃絶とされてしまったのです。
明治時代に入ると秀吉は「天下を統一しながら幕府を開かなかった尊皇の功臣」として評価されることになり、のちに明治天皇の指示によって再興されることになったとの謂れのある神社です。 この神社の唐門は、漆がふんだんに塗られ彫刻や飾り金具が施され絢爛豪華さを誇っていて、桃山文化を代表する建築の一つとして国宝に指定されている。 先日、国立博物館へ行った帰りに、ちょっとその唐門の前まで寄ってみることにした。 そして写真を2~3枚パチリパチリと撮っていたら、願い事が書かれた絵馬の束が目に付いた。 その絵馬が珍しくも瓢箪形をしているのです。 もちろんそれは、ご存知のように秀吉の馬印「千成瓢箪」にちなんだ瓢箪形にしてあるのです。 その瓢箪型の絵馬に書かれた願い事を何気なく見てみると、日本全国からのみならず外国から来た人の絵馬もありました(英語ではなかった気がします)。それぞれ皆さんいろいろな願い事をしているのです。 当然のことながら自分のことや家族のための願い事が多いのですが、全てがそうだったというわけでもなく、“世界の貧困をなくすためのキャリアを築けますように” というような高邁な志の願い事をする方もおられるのです。 中には思わず笑えてくるような面白いものもありましたが、ここに書くのは止めておきます。 折角の願い事が叶わなかったら困りますから・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.10.19 08:39:38
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