カテゴリ:食関連
「ロースハムは日本で作られたものだそうですよ」という話を聞いた。
何となく俄かには信じられない話です。 イメージ的には完全に外来のものだと思っていたからです。 ほんまかいな? と半信半疑で調べてみたところ…… 第一次大戦でドイツ人捕虜として、日本で食肉加工業に従事していた “アウグスト・ローマイヤー” という人によって発明された日本固有の加工食品であるらしい。 それが大正10年(1921年)の事だというから、もう94年も前の事になるのです。「そんな昔からロースハムってあったんだ」とちょっと意外な感慨がある。 私たちが単に “ハム” といえば “ロースハム” をイメージするほど食生活に浸透している食品が、日本で初めて作られたというのは信じられないけど面白い意外性というほかない。 因みに日本では、ハムは大きく分けてこの “ロースハム” ともうひとつ “ボンレスハム” というのがあるけれど、これの違いは素材となる肉の部位の違いだそうである。ロースハムは豚の背中の肉つまりロースを使い、ボンレスハムの素材部位は豚のもも肉なんだそうです。ボンレスハムの方が若干味が濃いとされていて、ロースハムは比較的淡白にできているということです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.01.15 07:13:27
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