何やかやと文句が多い…
女房殿が晩飯の食卓に並ぶものを見て、いろいろ文句を言ってくる。「野菜料理が多すぎる」とか「タンパク質が足りない」とか「トマトが冷えてない」とか「味付けが甘すぎる」とか「辛すぎる」といったようなことです。胡瓜の酢の物を作ると「マヨネーズ味の方が好き」とか、なんとかかんとか私が良かれと思って作っているものに反対のことを言っているのです。その文句というのも本気で困ると思って行っているのではなく、その時々の思い付きで言っているようなのです。しかし彼女の食の好みは、わたしとはちょっと違って基本的に ”薄味好み” なのです。確かに歳を取るにしたがって ”塩分は控えなければいけない” ようだし、同じく ”脂肪分も摂り過ぎないようにしなければいけない” し ”甘いものも抑える必要がある” というのはわたしも良~く分かっている。けれど、薄味のモノはなんだか頼りないというか、満足しないし甘いものも好きな自分もいるのです。例えば『鰻(うなぎ)』だったら、わたしは断然『蒲焼き』派ですけれど、女房殿は『白焼き』が良いと言う。ま、そんなことで意見の違いが有るのですが、なんだかんだと文句たらたら言いながらしっかり食べて、完食しているのです。