カテゴリ:旅行関連
エディンバラでは2泊連泊で、2日目は午後から自由時間で夕食は各自それぞれでということになっていた。
私たちは夕食は添乗員さんに設定をお願いしてから、街歩き単独行動をした。 ホテル近くの大きなスーパーへ行って、夜に部屋で飲むためのビールとつまみのフルーツを買ってきた。そしていざ、そのビールを飲もうと準備をしていると栓抜きの無いことに気が付いた。部屋のどこにもないのです栓抜きが。 スーパーで最初は缶ビールを籠に入れていたのですけれど、ビールの棚を物色していると、こちらの方がおいしそうだとのことで瓶に入った黒ビールの方を買ってしまったのです。 何かで代用しようと試みるのですけれど、やはり開くわけも無く、かといってホテルに言って栓抜きを持ってきてもらうのも億劫だ。そんなこんなでフルーツだけを齧りながら、その夜のビールは泣く泣く諦めることになってしまった。 インバネスへ行く途中に寄ったのがコーダー城。このお城は豪族であったコーダー家の居城で、シェークスピアの四大悲劇の1つ戯曲『マクベス』の舞台になったところとして有名で、ハイランド地方では最も優美なお城と称されているのです。 このコーダー城のグッズ・ショップで見つけた土産物の栓抜き。迷わずこれを買って、ようやくあのスーツケースの中で割れないように衣類に包まれたままの瓶ビールを飲むことができるし、スーツケースも軽くなるはずだった。 それでもその日の夜は満腹状態だったために、栓抜きが手元にあるのにあの瓶入り黒ビールを飲むことはなく、次の訪問地インバネスからグラスゴーを経て、その次の湖水地方まで運ばれることになる。 結局グラスゴーから湖水地方に移動して、ウインダミア湖畔のコテージ風のホテル『ローウッド』の夜にまで持ち越されることになった。 ずいぶん待たされることになったせいか、そのビールの味は冷やしていないにもかかわらず大変に旨いものだった。 ようやく役立ったコーダー城土産の栓抜きは、帰国後はどなたかのお土産となったのです。 “これは使用済みですが…” との但し書き付きで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.07.11 08:36:32
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