カテゴリ:旅行関連
初めて行く街でも、3日居ると街の様子や全体像や地理の位置関係が分かってくる。
それは方向音痴と自認する私でも、おおむね理解できるようになる。 現地に行く前はヴェネツィアの地図を眺めていて、 “この街はいかにも迷子になりそうな街だなー” なんてちょっとある種の恐れを持っていたのです。 でも大きな特徴は逆S字形の大運河(カナル・グランデ)を中心にして、その周りに街が広がっているということ。 その大運河を大動脈にして、細い路地や細い運河が網の目のように張り巡らされていることが分かれば、大きくは迷ったりしないことも分かりました。 でも似たような風景ばかりで、似たような橋もいっぱいある。 そんな数ある橋の中で、この大運河に架かった橋はもっとも有名な『リアルト橋』と『アカデミア橋』だけだったのですが、今はもう一つ比較的新しい(1934年に木造で架けられた)ヴェネツイア・サンタルチア駅正面にある『スカルツイ橋』、この3つだけです。『リアルト橋』はこのヴェネツイアの象徴のような橋ですから、この街の紹介には必ず写真が出てきます。 この橋の下を船で何度かくぐったし、歩いて渡りもしたけれど、写真を撮れたのは片面だけ。もう片面は修理中とのことで、リアルト橋の原寸写真がプリントされた幕で覆われていました。 それにしても最初は慎重に地図を確かめながら臆病に歩いていたのですが、バスもタクシーも車の類は一切走っていない、所詮はどこに行くにも時間をかければ歩いて行ける。 ですから移動は徒歩かたくさんの巡回コースのある船(水上路線バスと考えればいい)を利用して、目的地に近いところで降りればいいのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.05.27 21:48:55
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