門外漢のねごとたわごとひとりごと

ウィーンの2日目の月曜日午後はフリータイムになっていた。
わたしたちはその自由時間には、どこに行くかは決めていた。
それは4ヶ所あって、まずここだけでも一日かかりそうな美術史美術館へ行って、クリムトの『ベートーベン・フリーズ』のあるゼセッションの地下へ行く、そしてクリムトやエゴン・シ―レのあるカールスプラッツ美術館を経て、最後にクリムトの代表作『接吻』はじめ一連の作品群のあるベルベデーレ宮殿を巡るというものです。

これを半日で回るのはかなり厳しいものがある、というか無理といってもいいくらいのものだ。

無理は承知なのだが、午前中のシェーンブルン宮殿に次いで2つ目の行き先であるシュテファン大聖堂の内部見学、これは見送って、その時間を自由にさせてもらった。

オーストリアの美術館は、基本月曜日が休館になっている。
それは日本と同じですが、6月7月8月の夏場3ヵ月は開館するという情報は、日本を出発する前につかんでいたので心配はしていなかった。

ところがゼセッションとカールスプラッツ美術館の2ヶ所は、残念ながら休館していた。
オープンのはずが休館、このようなことはあちらではよくあるようである。

この日が月曜日にあたっていたことが少々恨めしく思われたのでした。

気が付けば中欧旅行から帰ってきて、もう１ヶ月が過ぎてしまっています。早いものですな～。