この人というか、この子の話題はもう何回も書いてきました。
またまたの登場となります、囲碁の最年少棋士『仲邑菫(なかむらすみれ)』初段の話題です。
小学6年生の彼女『仲邑菫初段』が、つい先日の15日東京の日本棋院で松原大成六段(48)との対局に勝って、12歳0か月で「二段」への昇段を決めたというニュース。
この対局に勝ったことで、昇段条件の対象となる棋戦での勝ち数が「30」になり、規定を満たして「二段」への昇段を決めました。
ご存知のように仲邑菫初段は、小学5年生だった一昨年の4月に史上最年少の10歳でプロ棋士となり、そのプロ入り後も大会の予選を突破して「本戦」でも勝ち星を挙げるなど好調な成績を収めている。
日本棋院によると、仲邑初段は現在「12歳0か月」で、趙治勲名誉名人(64)が昭和43年に記録した二段昇段の最年少記録「12歳3か月」を53年ぶりに更新した。なんと留まるところを知らない快挙と言えるでしょう。
対局のあと ”菫ちゃん” は、二段昇段について喜びをこう語っていた。<<「目標にしていたのでうれしいです。小学生のうちに二段になれてよかったです」 と話し、趙名誉名人の記録を更新したことについては「尊敬している先生なのでうれしいです」>> と。
”菫ちゃん” は、この春には中学生、そのタイミングに合わせて、これまで過ごしていた大阪から家族と共に東京に引っ越していて、来月からは都内の中学校に通いながら棋士として対局に臨むそうです。
一昨年に史上最年少プロ棋士になったときには、対局で椅子に腰かけていたのですが、足元には踏み台がありました。あれから身長も20センチ以上ほども大きくなっているようです。
今後の活躍が楽しみです。中でも藤沢里奈(女流立葵杯、女流名人、女流本因坊)さんとの対局を大いに楽しみにしているのです。