カテゴリ:絵画関連
三尺×六尺(通称=さぶろく)の麻紙1枚から、F50号とM30号のパネル2枚分が取れたことは以前に書きました。
今回は同じくその三六の麻紙からF30号のパネル2枚の紙貼りを済ませました。 ただ私は過去に何度か書いていますが、紙貼りがとても苦手なのです。いつも一回できちんと貼れたことがほとんど無いのです。 乾くと四隅の部分が引き攣(つ)れたり、辺の真ん中あたりから皺が寄って波打ってたりして、何回も水張りのやり直しをすることが多かったのです。今回も恐々(こわごわ)で、なるだけ引っ張ることなく取り敢えずやり直しがきくように、まずは押しピンで四辺を仮止め固定しておいて紙を湿らせて水張りすることにした。 しばらく傍で乾き具合を眺めていたのですが、甚だ心もとなく「今回も1回では上手く行かず、やり直しになるかも」と思いながら、その場を離れた。 乾いた頃合いを見て確かめに行くと、この写真では分かりませんが、概ね張れてはいるものの決して満足のゆくものではなかった。 四隅が引き攣れたり皺が寄って波打ったりこそしていませんが、張りそのものに力が無いというか頼りない感じが否めないのです。 今回は押しピンで仮止めをしているので、糊を付けての本貼りの時に若干の修正をすることにしています。よって水張りのやり直しをしなければならないというほどのこともありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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