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今回は、2月9日(木)のYAHOOのニュースから
「ちょっとこれは尋常ではない」 と思ったものがありましたので、それを書いてみたいと思います。 元ネタはコチラです。 [焦点]個人の株信用買い膨張で証券の銀行借り入れが急増、目立つ地銀の貸出 以下、抜粋です。 ***************************** [焦点]個人の株信用買い膨張で証券の銀行借り入れが急増、目立つ地銀の貸出 証券会社の銀行借り入れが急増している。 膨張している個人投資家の株式信用買いの資金ニーズに充当しているためで、特に地銀の貸出が目立つ。 (中略) <ネット証券の借り入れが急増> このところ銀行借り入れを特に増やしているのがネット証券だ。顧客の個人投資家の信用買いが急増していることが背景にある。 (中略) ネット証券以外でも、自己資本の厚くない中堅・中小証券でも、信用買いの増加に伴って、借り入れを増やす傾向にある。 (中略) 東証によると、個人投資家の信用取引は昨年後半から急増。買い残高は昨年9月以降、今年1月末までに2兆5000億円も増加している。 証券会社は信用貸し付けの調達先として短期金融市場からの調達も増やしている。 (中略) それで足りない分を、証券会社は銀行から直接借り入れることになる。 信用取引の増加分に対してコール市場での借り入れでは全く追いつかない状況だ。 証券会社にとって信用買いの増加は収益への寄与度が高い。 (中略) このため、信用買いでの手数料を通常よりも安く設定するなど、証券会社としても信用取引の拡大に力を入れている。 ***************************** (抜粋終了) 簡単にまとめると、 (1)個人投資家を中心とした信用取引の急増から、証券会社の資金調達が追いつかない (2)信用取引の急増は証券会社にとって収益拡大のチャンスであり、力を入れている ということになります。 多くの人が、 「証券会社は儲かってるんだなあ」 という側面で見がちですが、私の場合、もう一つ思うところがあって、それは、 「訓練を受けていない投資家が安易に信用取引に手を出しすぎているのではないか」 という側面です。 信用取引は儲けられるチャンスを広げるためのツールだとは思いますが、使い方を誤ると致命傷を繋がるツールであるとも思います。 ライブドアショックなどでそれを実感した人がいたかもしれません。 私も含めて、リスク管理の重要性を感じる今日この頃です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
タル猫と申します。いつも楽しく拝見、勉強させてもらっています。
信用取引は非常に魅力的である側面、悪魔的でもあり、僕は怖くて手がだせないのですが、昨今の相場状況を見ていると、信用取引していなくてよかったなあとつくづく思います。 相場は何が起こるかわかりません。 僕のようなまだまだ経験の浅い投資家には、信用取引をしないことが最大のリスク管理かもしれません。 いずれにせよ、安定した上昇相場のときにこそリスク管理のことを考えておくことが大切であると、痛感させられております。 (2006年02月13日 18時14分36秒)
タル猫さん
>信用取引は非常に魅力的である側面、悪魔的でもあり、僕は怖くて手がだせないのですが、昨今の相場状況を見ていると、信用取引していなくてよかったなあとつくづく思います。 あとから振り返るとみんな冷静になれるのでしょうけど、過熱相場の真っ只中にいるとなかなか自覚症状がないというのが株式市場の常だと思います。 >相場は何が起こるかわかりません。僕のようなまだまだ経験の浅い投資家には、信用取引をしないことが最大のリスク管理かもしれません。 経験が浅いときに信用取引を始めてたまたま儲けようものなら、そこで勘違いする可能性は大です。 ましてや、昨年の11月~12月の上昇相場は初心者を勘違いさせるには十分なものだったのではないでしょうか。 >いずれにせよ、安定した上昇相場のときにこそリスク管理のことを考えておくことが大切であると、痛感させられております。 激しく同意です。私も信用取引をしているだけに、そこは十分に注視しなければならないと思っております。 (2006年02月13日 22時20分47秒)
最近は株式口座を開いてから数ヶ月で信用取引ができるみたいですね。
僕と同じ職場の人でも実際に運用を始めてから1ヶ月くらいで信用取引を開始した人がいます。 株式投資の運用歴が短いうちは維持率が高くても追証とするような設定を証券会社には儲けてもらいたいです。 オプション取引なんかは自己責任で比較的早いうちから始めても問題ないと思いますが。 それか、変わり者以外は信用取引不可、とする性格診断を儲けるのも面白いかもしれません。概して、投資家は変わり者が多いですからね。まぁ、そんな事したら市場参加者の殆どが変わり者になってしまいますが(笑)。 (2006年02月15日 00時26分37秒)
MEANINGさん
>最近は株式口座を開いてから数ヶ月で信用取引ができるみたいですね。僕と同じ職場の人でも実際に運用を始めてから1ヶ月くらいで信用取引を開始した人がいます。 一応、建前上は「現物取引で一定期間の実績がある人」という謳い文句があったような気がしましたが、実態調査ができないということでほとんどスルーさせているようですね。 >株式投資の運用歴が短いうちは維持率が高くても追証とするような設定を証券会社には儲けてもらいたいです。 投資家のスキルをどう判断するかという実態調査がなかなかできないという問題があって実施は難しいかとは思いますが、本来はこのくらいの措置がないと破産する人が続出して人生が狂ってしまう人もいるのは容易に想像が付きます。 証券会社間の顧客争奪競争が厳しすぎるのが一つの要因なのかなと思います。 >オプション取引なんかは自己責任で比較的早いうちから始めても問題ないと思いますが。 オプションについても、最初は買いだけというのがいいですね。 >それか、変わり者以外は信用取引不可、とする性格診断を儲けるのも面白いかもしれません。概して、投資家は変わり者が多いですからね。まぁ、そんな事したら市場参加者の殆どが変わり者になってしまいますが(笑)。 これは基準が難しいですね。でも、何の基準もないと本当に大変なことになるかと思います。 (2006年02月15日 09時29分48秒)
僕は逆にオプション取引は売りを中心に行うべきだと言う考えを持っています。
少ない資金で大きなリスクヘッジ効果のあるオプション取引ですから、最初のうちは景気先行株のプットとかが良いんじゃないかな、と思います。それか、日経平均のワラントプットですね。 最近の初心者は徹底的にファンダメンタルを理解しようとする傾向があるから侮れません。元来日本人は数字が大好きですからね。最先端の企業のサラリーマンなんかを見ていると、情報処理能力は超一流だと思います。彼らがどんどんファンダメンタルの奥深くまで潜ってきます。流されないようにお気をつけ下さい。 (2006年02月15日 20時25分47秒)
MEANINGさん
>僕は逆にオプション取引は売りを中心に行うべきだと言う考えを持っています。少ない資金で大きなリスクヘッジ効果のあるオプション取引ですから、最初のうちは景気先行株のプットとかが良いんじゃないかな、と思います。それか、日経平均のワラントプットですね。 日本には、個別株のオプションがなかなかないのが残念ですね。アメリカだとかなりあります。 >最近の初心者は徹底的にファンダメンタルを理解しようとする傾向があるから侮れません。元来日本人は数字が大好きですからね。最先端の企業のサラリーマンなんかを見ていると、情報処理能力は超一流だと思います。彼らがどんどんファンダメンタルの奥深くまで潜ってきます。流されないようにお気をつけ下さい。 ありがとうございます。ファンダメンタルズの学習度ですが、私はMEANINGさんとはやや意見を異にする部分ですが、人間の本性(手っ取り早く儲けたい)と相場の動きからくる人間の感情の問題があって、なかなか進まないだろうと考えております。 (2006年02月18日 15時44分55秒) |
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