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2023.03.23
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カテゴリ:投資
毎月コツコツ投資2023Mar21

〜今週の取引〜
今週の取引はありません。

〜資産状況〜 
2023年3月20日時点(投資開始2020年7月、投資金額32万円)

ファンド名

商品

戦略区分

残高

口数

基準価格

評価損益

ニッセイ TOPIX インデックスファンド

国内株式

パッシブ

98,127円

70,463口

13,926円

3,911円

香港ハンセン指数ファンド

海外株式
香港株

パッシブ

73,873円

55,707口

13,261円

▲7,966円

Iシェアーズ 米国株式
(S&P500 インデックスファンド)

海外株式
米国株

パッシブ

9,899円

2,850口

34,732円

▲102円

SMT アジア新興国株式インデックス・オープン

海外株式
アジア新興国株

パッシブ

28,418円

10,373口

27,396円

▲1,583円

eMAXISプラス コモディティインデックス

パッシブ

9,320円

8,706口

10,705円

▲680円

ニッセイ JREIT インデックスファンド

国内 REIT

パッシブ

100,467円

49,845口

18,225円

▲6,152円

総額

320,104円

毎月1万円貯金した場合

320,000円


【危機時に落ち着いて考えたい投資のこと】
3月に入り急に市場は騒がしくなりプチ金融危機のようなニュースも飛び交うようになってきました。今のマーケットの見方について整理しましょう。まず、アメリカで地方銀行が破綻しました。この問題について、いろんなニュースが出ていますがまず第一に考えなくてはいけないのは、この地方銀行の破綻はなぜ防げなかったかということです。原因はお客様からの預金の管理にありました。銀行ではアセット・ライアビリティ・マネジメント(通称ALM)と言って、銀行の経営で最も重要なものの1つですが、簡単に言うと、預金者のお金、その他投資家のお金をどのように運用するかの計画です。今回のケースではこれがなってなかったというか、銀行の人なら誰でもそりゃまずいよと言うであろう運営になっていたと言うことです。ここで管理者は誰かというとチーフ・リスク・オフィサー(CRO、リスク管理責任者)になるわけですがこの銀行にはどうやらCROがいなかったようです。そして、大手銀行であれば当たり前に金融当局から監督されるべき部分ですが、これも地銀なので監督がそこまで厳しくなく見つからなかったと言うことみたいです。まずそもそも論としてこんな銀行危ないに決まっていると言うのが僕の意見です。でも預金者からはパッと見でそこまで分からないですよね。そこに問題があったと思います。
次に不思議なのは、この危機で融資が焦げ付いて回収できないとか不良債権とか言う言葉が一切出て来ていないことです。銀行が経営危機になるときは必ず貸出先の倒産が増えて、銀行の資金繰りが行き詰まるという流れになるわけですが、今回は全くそのような状態になかった。ではなぜ破綻まで行ってしまったのか。この銀行は預金者のタイプが偏っており、ほとんどがベンチャー企業だったようです。ベンチャー企業というのは、ビジネスがまだしっかりと確立していないので何かとお金(運転資金)を必要とします。主力商品が出来上がるまでの間、会社の運営資金で常にお金がいるわけです。低金利の時代にお金が割と余っていたこともあり、余ったお金は一時的に銀行に預けていました。昨年FRBが急激に利上げをしましたので、また世の中ではインフレが進みましたので、ベンチャー企業の会社運転資金負担が急激に増え、預金を引き出す会社が急増しました。当然こういう顧客に対応するために銀行は準備をしておかないといけないわけですが、この銀行がやっていたことは米国債への投資とモーゲージ債(住宅ローン債権)への投資です。一見安全資産への投資だから大丈夫じゃない?と思いがちですが、銀行ではこれを満期保有目的で長期保有していたようです。債券は満期まで保有すれば当然配当プラス元本が返ってくる投資ですのでマイナスにはなりにくいです。ところが金利が急上昇したためにこの債券投資は一時的に大きな評価損状態になっていました。これを取り戻すにはあと何年も持ち続けないといけない状態で、今売却すると損が出てしまうので売りたくないのですが、預金者が引き出しを増やしたために売らざるを得なくなり、結果損失が膨らみました。なので、お客さんの資金ニーズと運用が合っていなかったということになります(ALMの失敗)。もう1つの原因はSNSによる噂の流布と言われています。ベンチャー同士でSNSを通じてあの銀行やばいかもしれないという噂が広がり噂によってさらに預金流出が進みました。こうした流れを止めることができず、結局は破綻処理になったということです。預金者のお金は保護されますが、株の投資家などは損失を被りました。
 最初に潰れたのはシリコンバレーバンクという銀行ですが、これに絡んでもう1つの銀行も潰れ、その他地銀も一気に株価が下落して危機に陥りました。リーマンショック後あれだけ厳しく銀行を管理してきたにも関わらずこのような形で銀行の破綻を迎えてしまったのは金融当局にとってはショックでありますし、これから規制が一段と厳しくなると思いますが、規制が厳しくなるとビジネスは伸びなくなりますので銀行にとっては辛い時代になりそうです。結論としてはこれも急激な金融引き締めによる悪影響の1つだと思います。急に引き締めるといろんなことが起きるということです。言われてみればそういうこともあるかと思いますが、なかなか想像できなかったことではありますよね。この銀行の破綻の内容を聞くとまぁ他の銀行はそんな運営していないから大丈夫だと思いますが、一方でこんなに気をつけて気をつけて金融危機を防ごうとしてきたのにやっぱり金融危機が起こったかということについては非常に不安に思っています。これから利上げがどれだけ続くかわかりませんが、インフレが落ち着かないと困ったことになりそうです。インフレ退治をとるか金融の安定をとるか、難しい舵取りになりそうですね。
 もう1つヨーロッパでも銀行不安がありました。クレディ・スイス銀行が同じように経営危機に陥り結局UBS銀行(同じスイスの銀行)によって買収されることが決定しました。これによっても市場は動揺し株価が大きく下落しましたが、こちらはつい最近の出来事ではなくずっと問題視されていましたので驚きはありません。ありませんが、タイミングが悪かったですよね。アメリカで地銀が破綻したばっかりでしたのでショックが大きく増幅されてしまったようです。CSはG-SIBと呼ばれ大きすぎて潰せない銀行の1つとされて、厳しい管理下にありました。しかし最終的には破綻寸前まで行ってしまったのは残念なことでありいくら金融当局が厳しく規制で管理していても潰れる時は潰れるのだと実感した人も多いと思います。こちらはビジネスが下手だったということだと思います。銀行も会社ですから会社の経営で儲かるように運営してもらわないといくら預金が安全に運用できていてもダメなわけで、こちらはこちらで経営がそもそも儲からないことばかりしていたということでしょう。


【こういう時がコツコツ投資チャンス】
もちろんいつも相場が上がってくれれば文句ないですが、下がった時にしっかり買いたいと考えるとこういう相場はむしろチャンスと考えて何に投資すべきかを考えるべきです。金利が上昇し低金利環境から脱したことは銀行株にとってはポジティブで金融株は大幅上昇していましたが、結局金融危機で急落してなんだか難しいですね。こういう不確実性が高い環境ではあまりそういうテーマは追いかけずに、インデックスなどでしっかりとその資産のそもそもの持つリスクをとってリターンを稼ぐのがいいと思います。
アメリカは急激な利上げの副作用があちこちから出てきていますし、まだまだこれからも出るでしょう。アメリカの資産は今はあまりお勧めしません。
日本はどうでしょうか。日本はまだ利上げに入っていないためこちらの投資はコツコツ投資対象だと思っています。足元ではリートが大きく売られていますが、リートとアメリカの地銀の破綻は関係ありませんのでこういう売られたところはしっかり買っていいと思います。日本には外国からの訪問客も増えてきましたし、リートには期待できる部分多いと思います。
あとはドル預金ですが、これは為替レートが重要になります。なかなか狙っている為替レートに落ちてこないのでまだドルを買っていないのですが、1ドル121−125くらいになったらまとまってドル預金をしたいなぁと考えています。今130円くらいまで下がってきましたのでもう一声ですかね。そこで買えればあとは年4−5%の利回りが預けておくだけでつきますからいい投資になると思います。金利があるというのは本当に羨ましいですよね。


【中立の投資資産】
欧州株、中国株、香港株、ドル以外の外貨預金

【今おすすめしない投資資産】
新興国株、新興国債券、新興国通貨、日本国債、米国債、欧州国債
ちょっと債券はまた気をつけなければならないと思います。

~2023年シナリオ~ 

○吉田チーフのメインシナリオ 

シナリオ

内容

有望資産、地域等

長期メインシナリオ
5年から10年

中国経済が米国に迫り世界1位を伺う展開。中国政府はあらゆる手段で米国を追い抜かすための政策を取ってくる。結果としてアジア地域の成長が世界を牽引する。
・日本は金融緩和からの脱却が少しずつ始まるがアジアの成長の風に乗りバブル最高値を更新する力強い株価上昇が見込まれる。
・中国は台湾を奪取
・地球環境問題が危機迫る。
・欧米ともに債務問題が再発する。

日本株、アジア株、コモディティ

中期メインシナリオ
3年から5年

金融引締めの影響から景気は一時後退するが、力強い成長に支えられ株式市場はまた上昇の展開に入る。

日本株、アジア株、米国国債、ドル預金

短期メインシナリオ
1年から3年

新しい産業の盛り上がりが今一つなのが気がかり。電気自動車、メタバース、スマートシティなどこれからを引っ張っていく業界の盛り上がりにかかる。米国、欧州株は上昇限界に差し掛かる。勝負するなら引き続きアジア。

シナリオ

内容

有望資産、地域

リスクシナリオ

アジア新興国の人口急増、経済活動の活発化が地球温暖化を加速させ、環境異変によってグローバル経済がある時点から一気に冷え込む。

コモディティ、実物資産、地産地消の世界、資本が集中していない地域の資産、温暖化の影響で住環境がむしろ良くなる地域

サブシナリオ

人類の英知、新しいテクノロジーにより、人間が抱える様々な問題を次々と乗り越えていく。

国別格差が大きく出る、テクノロジー覇権争いに勝てる国の資産

 

今年のシナリオもアジア中心で行きます。特に日本は大きな上昇相場に入るでしょう。日本株、アジア株を中心にコツコツ投資を進めて行きます。分散投資は効かない相場が続くでしょう。これまで教科書的には債券と株はそれぞれ別の動きをしていたので、株が調子悪い時は債券が助けてくれるので分散投資をしましょうというアドバイスが世の中的にも多かったですしロボアドバイザーでも勝手に分散投資をしていました。しかしそのような歴史は通用しない時代に入ってきています。債券も株も同じ方向に動くことが多くなりました。分散していても全くお互いに助け合わないばかりか、両方の損失がどんどん膨らむということを投資家は経験し始めて焦っているのではないでしょうか。コツコツ投資では分散投資はあまりお勧めしません。強いて分散したければまだコモディティが良いでしょう。あくまでも今年は日本株に絞って買い増しして行きたいと思います。卯年は相場が跳ねるといいます。バブル最高値を超えることが私の今年、来年の目標です。今年もよろしくお願いします。

○取引ルール 

1. 新規投資は毎月1回。タイミングは月末頃。 

2. 1回の拠出額は1万円。1年で運用資産が12万円になる計算。 

3. 長期投資が基本。10年後に資産がしっかり増えていればOK。 

4. あまり多く売買をしない。 

5. 取り扱う商品は投資信託のみ。個別株や個別債券、その他信用取引やデリバティブ、FXはやらない。あくまでも古典的な運用商品のみ。 

6. 毎週運用状況を公開。シナリオと今後の予想を説明。






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最終更新日  2023.03.23 12:18:49
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