カテゴリ:小説
『夜は短し歩けよ乙女』森見 登美彦
私はなるべく彼女の目にとまるよう心がけてきた。 吉田神社で、出町柳駅で、百万遍交差点で、銀閣寺で、哲学の道で、 「偶然の」出逢いは頻発した。我ながらあからさまに怪しいのである。 そんなにあらゆる街角に、俺が立っているはずがない。 「ま、たまたま通りかかったもんだから」という台詞を喉から血が出るほど 繰り返す私に、彼女は天真爛漫な笑みをもって応え続けた。 「あ!先輩、奇遇ですねえ!」…「黒髪の乙女」に片想いしてしまった「先輩」。 二人を待ち受けるのは、奇々怪々なる面々が起こす珍事件の数々、 そして運命の大転回だった。天然キャラ女子に萌える男子の純情! キュートで奇抜な恋愛小説in京都。 以上解説 話題のこの作品、やっと順番回ってきました。 表紙がかわいい 内容も・・・とてもかわいいです(´∀`人) 京都を舞台に大学生の「黒髪の乙女」ことヒロインと、 そのヒロインをひそかに思い続ける「先輩」 2人の視点から、交互に書かれています。 独特な言いまわしで、不思議な脇役たちが またいいんだよね~ ちょっとずつ、二人が近づいていくのが素敵 怪しかった先輩に前半はちょっと引いてたけど 読むうちにどんどん好きになっちゃいました。 ラストもいい感じで終わってます:;。+゚+。キュ━(*´U`*)━ン。+.。゚:;。+ こんな恋愛小説も素敵だな~ 私 的 評 価 5 段 階 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月30日 22時19分59秒
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