カテゴリ:小説
『博士の愛した数式』小川 洋子
「ぼくの記憶は80分しかもたない」博士の背広の袖には、 そう書かれた古びたメモが留められていた―記憶力を失った博士にとって、 私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。 数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、 ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。 あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。 以上解説 こちらの作品は、映画にもなりました。 映画を見てみたいと思い、その前に原作を読みました。 80分しか記憶が持たない博士と、家政婦とその息子の 暖かいストーリです。 記憶が80分しかもたないなんてこと本当にあるのかな 先日見た、「明日の記憶」といい 人間の脳はまだ未知の世界ですね。 私は数学が大嫌いですが、最初は数式の所も ふむふむと読みました。 中頃までいくと、やっぱりダメでした 数式のとこだけ斜め読み(笑) けれど数学の美しさはなんとなくわかったつもりです。 あまりにも息子のルートと家政婦の私が、いい人過ぎたのが疑問でしたが 博士のルートに対する愛情はとても心に響きました。 そしてルートが数学の先生になったという ラストにも感動しました。 映画は・・・見なくていいか 私 的 評 価 5 段 階 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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