カテゴリ:漫画
『潔く柔く』いくえみ綾 潔く柔く(10) 幼なじみのハルタを亡くし、心を閉ざしたカンナ。 社会人になったカンナは、馴染みのバーで絡んできた 酔っ払い男と、営業先で再会する。 眠り続けるカンナの心に、目覚めの時が――!? 以上解説 “講談社漫画賞少女部門受賞” おめでとうございます 出版者を飛び越えての受賞ですね。 今回から最終章という事で“カンナ編”です。 最終章というから、いっきにラストへ走るのかと思ったけど 意外とのんびりしてる。 やっぱり受賞したからもう少し連載延ばすことにしたのかな カンナ編は多くても2巻でまとまると思ってたけど それ以上は確実にいきそうだな。 まぁカンナ編は、この作品の要でもあるし どの話とも繋がってるから大切に描いてるのかもしれない。 カンナの未来がとても気になるからね。 今回はカンナの中学生時代と 大学卒業してからのOL時代の話が描かれてます。 中学時代のカンナとハルタは 読んでてとってもリアルだった。 漫画を読んでいるというより ドラマを見ている感じ。 細かいところがとってもリアル。 思春期の男女がとても上手く描いてあって あるあるーーーー!(☆≧▽≦)ってうなずくばかり。 そしてさすが大御所、 中一と中三のキャラたちの微妙な描き分けが ばっちりできています。 たった2年の差なんだけど、 中一はほんと中一の顔で、 中三になったら中一の時よりちょっと大人っぽくなって だけどちゃんと幼さも残る中三の顔になってる。 他の作家に見習ってほしい。 OLになっていよいよ禄と出会ったカンナ。 最悪な印象だけど、ちょっとずつ近づいていく二人。 この二人から目が離せない 老衰フレンチが笑えた。 <著者関連商品> 私 的 評 価 5 段 階 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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