カテゴリ:小説
『風の王国【嵐の夜(上)】』毛利志生子 風の王国(嵐の夜 上) リジムが戦地で崩御―。突然の報せに愕然とする翠蘭。 リジムの面影を求めて、城内を夢うつつに彷徨う…。 しかし国王亡き後、最高権力者となった幼き皇太子ラセルの名代として、 王国をまとめる立場となった翠蘭は、気丈に悲しみをこらえながら政務に集中し始める。 そんななか、侍女ロナアルワが倒れる。 リュカは彼女が妊娠しているのではないかと言うのだが。 荒れ狂う運命の波に翠蘭は…。 以上解説 歴史ロマン第14弾。 前回のラストにリジムの死を聞いた崩御。 やっぱりそこは変えられないのね 巻頭のカラーが素敵。 こんなの今までなかったけど リジムが崩御して、今後出てこないのでサービス? 翠蘭の手を取っているんだろうけれど リジムの表情がなんとも言えない。 そして裏の親子ショット。 泣けてくる・・・ そして予想通りのロナアルワの妊娠、 しかもリジムの子だという。 でも実はリジムじゃないみたいね。 安心安心。 あんなに翠蘭一筋だったのに たった一度の気まぐれでも リジムがロナアルワに手を付けてたとなったら 読者としたら興ざめだったよ・・・ けれどロナアルワはどこまで隠し通すのか。 いずれバレるだろうけれど それがどこでどう言う形で露見するかが見ものだね。 お人よしすぎる翠蘭にイラっときたけど。 そして葬儀やなんやかんやでバタバタしたのに 今度は襲撃される。 しかも臣下たちに・・・ いや~波乱万丈ですね。 相変わらずケレスが活躍しています。 この惨状をどうやって決着つけるのか・・・ そしてあっけなさすぎるリジムの死。 あの死に方、納得できないな。 続きが気になる! <著者関連商品> 私 的 評 価 5 段 階 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月01日 17時39分56秒
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