|
|
|
2024年05月14日
カテゴリ：小説
『後宮の花は偽りをまとう』天城智尋 ・・・解説・・・ 契約結婚の“秘密”が暴かれれば、この国は再び戦禍に巻き込まれる―― 大陸西方の大国「相（そう）」。 色んな部署を渡り歩いて勤続十年 『遠慮がない・色気がない・可愛げがない』で知られる 三十路手前の女官吏・陶蓮珠（とうれんじゅ）。 相国内で隣国「威（い）」の言葉がわかる数少ない官吏だった蓮珠は ある日、武官姿の男に声を掛けられる。 威語がわかる独身女性を探していた彼は、蓮珠を嫁にほしいと言い出す。 冗談だと思った蓮珠は適当に返事をするが、男は「やっとみつけた理想的な相手だ。 こちらの準備を整えたら迎えに行く」と真剣な表情。彼の名は郭翔央（かくしょうおう）。 威国の公主を娶（めと）ることを条件に、帝位に就いた新皇帝の双子の弟だった。 新皇帝と威国の公主が姿をくらましたために、蓮珠に公主の身代わりになれというのだが――。 ページをめくる手がとまらない、圧倒的中華後宮ファンタジー!! 久しぶりに小説です  何冊か出ていて 後宮の花シリーズとでもいうのでしょうか コミカライズもされてます   後宮の花は偽りをまとう（1） （モンスターコミックスf） [ 六格レンチ ] 中華風後宮ストーリーは好きです ヒロインは女官吏の蓮珠 孤児だったけれど勉強頑張って 女だけど官吏になれたが職場の風当たりが強い と聞くと『彩雲国物語』に似てますね  彩雲国物語 一、はじまりの風は紅く （角川文庫） [ 雪乃 紗衣 ] 彩雲国の秀麗も男社会で戦っていて 色んな事件を経て成長する話ですが 共通点がいっぱい こちらのヒロイン蓮珠は 女だけど出世して 幼いころに自分の村を滅ぼした奴を探すという目標がある (一冊目でそれは達成した) そんな蓮珠は多国語が話せるというだけで ある人から公主の身代わりになってくれと頼まれて・・・ そのある人とは皇帝の双子の弟 武官の翔央 とりあえず二人が皇帝と公主の身代わりで 偽装結婚するんだけれど 少しずつ翔央に惹かれていく蓮珠 しかし皇族という彼と庶民の蓮珠には 超えられない身分差が 今回の身代わりで親密になり 翔央も蓮珠のことを気に入ってる感じ 気に入っているというか好きだと思うな けれど二人には身分の差があるので 結ばれるのは難しい・・・ けど彼は皇族だけど武官なので０ではない ラストで身代わりも終えて 蓮珠も元の部署に戻って 翔央とは接点もなくなると思いきや 皇帝も関わるという新しい部署に配属された蓮珠 二人の関係はこれから ますます近づいていくんだろうね このシリーズで 二人を見守っていきたいと思います  ヒロインの蓮珠が ちょっとキャラが弱いのが気になるところ  私 的 評 価５ 段 階  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2024年05月14日 00時00分24秒
コメント(0) | コメントを書く
[小説] カテゴリの最新記事
|
|
