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カテゴリ:自然保護
一昨日から、なかなか寝付けない日が続き
仕事にも支障をきたしそうで・・ 今日は、配達のお仕事だけして早めに帰って来て休みました。 昨日は、クマの目撃現場を確認してきました。 こんなところで書いてしまって 興味本位で現場に行く人が出たら・・心配なのですが 普通に、車が走っている場所だったこともあり 思ったことを書いておこうと思います。 積もっていた雪も、だいぶ消えていました。 道路に囲まれた場所だし・・ 銃は撃てない場所だなぁ~と思って、少しほっとしましたが、 周りを見渡しても、ずっと先まで高い山は無く、 こんなところで冬ごもりしようとしていたんだろうか? と、逆に心配になってきました。 熊森の顧問の先生や、熊森の総会にも出てくださった 鳥獣保護員の方も仰っていましたが・・ 不思議と鳥や野生動物たちは、猟期が始まるのがわかるようで 11月14日までは、普通にその辺に居るのに、 15日になると安全なところに移動しているそうです。 そんな話を聞いていて、ふっと思いました。 私の家は国道のスグそばなのですが、 数年前まで空き地にキジが棲み着いていました。 朝になると、キジの鳴き声が、きこえて 始めは驚きましたが、それから注意してみると けっこうあちこちに美しい羽根を持つオスや 茶色のメスのキジを見かけることがありました。 しかし数年前に、その少し先にアパートが出来てからは キジはいなくなってしまって、忘れていたのですが、 数日前の朝、出勤中に、道路に囲まれた空き地で オスのキジを見かけてから、そのことを思い出しました。 本当なら山や、山の麓にいるような鳥なのでしょうか? 本来の棲息地を奪われ・・棲めなくなり 狩猟からも逃れ・・ 彼らが辿り着いた、安心できる場所は こんな町なかだったと言うコトなのでしょうか? 道路や住宅地のそばでは銃は使えません。 道路に囲まれた場所では、空に逃げられる鳥とちがって 地を駆け回る天敵たちには暮らしにくい場所であり、 キジにしてみれば、比較的、安全な場所になるのかもしれません・・。 鳥獣保護員の方が仰っていたことで・・ 「猟をする者が減って、本当ならキジなんかは増えるはずなのに 山では増えていない、今は、キジは庭の鳥になっている」 という言葉でも、おやっ?と思ったのですが 本当に研究者たちが言っているように、 『 人間の手が入らなくなった里山の荒廃によって、 動物にとって、良い環境が増えたため 野生動物が棲息域を広げている 』のか? もの凄い疑問を感じます。 動物たちは、増えているわけでも無ければ・・ 棲みよい環境が増えたから、棲息域を広げているのでも無く・・ ただ・・ 棲息適地の環境を人間の手によって壊され・・ 銃から逃れ・・ 少しでも安全な場所を探して 仕方なく 今のような場所で やっとのことで生き延びているんじゃないか? そう思うようになりました。 もっともっと、 動物たちの悲鳴に耳を傾けて、 真剣に活動していかなければ・・と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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