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カテゴリ:自然保護
石川県猟友会能美小松支部の英断
クマ 無傷で自然へ けが防止 捕獲おり設置 2008年6月13日 『 北陸中日新聞 』 入り口の鉄板がクマのつめや歯を保護する「目隠しおり」=小松市内で 小松市と県猟友会支部 里山や市街地でクマが出没するシーズンを迎え、小松市と県猟友会能美小松支部は同市内で、これまでとは変わった捕獲おりの設置を始めた。閉め切り口に金属ネットではなく、鉄板を使った通称「目隠しおり」。クマがつめや歯を傷めないようにして、自然に戻す放獣を進める。 おりはドラム缶を二本つなげた長さ約二メートル、直径約六十センチの筒状で、奥の餌を取ると入り口がふさがる仕組み。従来は閉め切りに金属ネットを使っていたが、クマがかんだりひっかいたりして歯やつめを傷つけることもあった。 小松市職員や同支部員は「歯やつめを傷めたクマが自然界で生存していく可能性は極めて低い。金属ネットのおりは駆除が前提で、放獣を想定していない」と指摘する。 県自然保護課は、人などに危害を加える恐れがあるクマについて駆除やむなしの方針だが、同支部は頭数の減少を危惧(きぐ)して放獣を増やす方策を探ってきた。 会員たちはその一環として、保護管理計画をつくるなど、クマ保護の先進地である兵庫県などを視察。目隠しおりを使った保護の方法を学び、導入を決めた。 今年は人が住んでいる中山間地を中心に二十五個を設置する計画。安全面から放獣に反対する声もあるが、捕獲後、爆竹などで脅して戻って来ないようにする「学習放獣」で対応できるとみている。 支部員の一人は「クマは食材や漢方薬としての価値が高く、かけがえのない地の恵み。過剰な駆除は避けて必要な分だけ捕獲し、人と共生する関係を築くのが重要」と話している。 (小柳悠志) 正直驚きました!感謝です。 小松市・猟友会支部の皆様 本当に、ありがとうございます( ̄- ゚̄ ) とっても嬉しいです。 Mさん・・本当に本当にありがとうございますm(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年06月13日 21時59分06秒
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