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カテゴリ:自然保護
今日はTさん、Fちゃんと一緒に
11月に入ってもクマの目撃・痕跡情報のある K市のK山を調査してきました。 今の時期、本当にどの山も・・とても美しいです。 市の職員さんのお話では、K市の山の実り調査は 市独自ではしていない。(=市内の山の実りは分からない) 県の調査結果のみでの判断ということになりますが・・ 県の山の実りの調査結果は、 ・ブナ凶~大凶作 ・ミズナラ並作 ・コナラ並~凶作 なので、クマたちはドングリ類がなっているけれど カキの味をしめたので、今年もカキについているのだ という判断でした。 それは変だぞぉ?!ということで、 痕跡や目撃情報のあった地域の山を 実際に目で見て、調べています。 林道の途中、こんな美しく大きなコナラの木や ミズナラの木も沢山ありました。 先週はこの山の反対側の斜面から見た時は コナラやミズナラなどは無く山頂の方にブナと 林道のそばにクルミしか見つけられませんでした。 木は・・ある・・ けれど、林道を落ち葉をかきわけながら みんなで一生懸命ドングリを探すのですが・・ まともな実は1個しか見つけられませんでした。 ほとんど虫が入って中がスカスカなものや 食害昆虫に未成熟なうちに落とされたような実でした。 基本的に、『実りがほぼ無い』状態だったと言えます。 山の尾根辺りの林道まで来ると・・ さらに絶望的な状況でした。 以前見た、犀鶴林道のように・・ 尾根の林道の両脇に延々と 枯れたミズナラの木が並んでいるのです。 勿論、枯れずに元気なミズナラもありましたし 枯れかけたけれど持ち直して頑張っているミズナラも居ましたが・・ 不思議な小枝や葉のつきかたですが(^^; エライな~p(*^-^*)q がんばってね♪・・ って思いました。 ドングリ類の木があるのは嬉しかったですが・・ それしても、どこもかしこも実りは、ほぼ無かったです。 林道の終点となる開けた駐車場までは行きましたが 山頂付近のブナ林までは時間も無く行くのをやめました。 (今年はブナはなっていないということなので・・) 帰り道、養蜂業者が厳重に電気柵を施した 養蜂箱の設置場所がよ~く見えました(^^; クマにとってはコレは御馳走なので・・(ーー;) こんな山奥で設置する場合は、もっとガッチリした高い塀などで 囲って貰えるとありがたいのになぁって思います。 これは、3年前にも見たのですが・・ 以前より大規模になっているような気がしました。 そのすぐ手前には、幹にトタンを巻いたカキの木もありました。 こんな山の真ん中のカキにトタンを巻いてあって チョットオドロキマシタ( ̄□ ̄;) 山間の人たちの安全を守るために クマたちが人里に出ないですむように このような山奥にこそ、実りの無い年に備えて カキやクリの木などを植えて クマ止め林をつくって欲しいのですが・・ うーん残念・・δ(⌒~⌒ι) ... 帰り道、少し別の山の奥で カキの木についたクマの爪跡を確認して 人の近寄らない安全な場所にドングリを30キロほど置いてきました。 ほぼ実物大の・・ クマが木からおりる時のツメ跡です。 結構大きめのクマでしょうかね。 頑張って生き抜いて欲しいです。( ̄- ゚̄ ) 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年11月12日 22時54分53秒
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