カテゴリ:ああ編集会議
『キレイ 神様と待ち合わせした女』(DVD)
↑この2000年版『キレイ』ジャケ写の奥菜恵は、 今回のトビラ絵のカメちゃんの立ちポーズと、何となく似てますね。 同じ写真は、松尾スズキの戯曲本でも表紙に使われていますが。 松尾スズキ:著『キレイ 神様と待ち合わせした女』白水社 (↓鈴木蘭々の2005年版ではないよ。) 松尾スズキ:著『キレイ 神様と待ち合わせした女[2005]』白水社 これは、黒岩先生が奥菜恵の写真を参考にして、 今回のカメちゃんを描いた…というわけでは、まったくない。 出来上がった絵を見て、 オレが「そういえば似てるなあ」と思ったから、 今回のタイトルを強引に『キレイ/神様と待ち合わせした女』としただけだ。 今回の話が『神様と待ち合わせした女』がテーマであるとするならば、 じゃあ、三井クンというのが「神様」だということになるのか? たしかに、使える漫才の新ネタを持ってきてくれて、 ドルフィンズの窮地を救ってはくれたけど…。 しかも「待ち合わせした女」というのは、ガキさんのことだし。 カメちゃんは何もしてないよ。 棚ボタで幸運が転がり込んできただけだよ。 だからこそ「神様」の所業だ、とも考えられるのだが…。 * 『モーニング娘。誕生10年記念本』東京ニュース通信社 前回、マゼコン本選の出場者として ハロプロ関係者ほとんど全員の名前を登場させてしまいましたが、 たった一人、出てきていなかった現役メンバーがいましたね。 だから今回で登場しましたよ、「ミツイ」! カメちゃんやガキさんと仲がいい、「ミツイ」! (ドルフィンズのガキさんが 三井クンと知り合った合コンというのは、 たぶん【アテナ&ロビケロッツ】という名前の店で開かれていたのだろう。 そのおかげで『勝利のBIG WAVE!!!』となったわけなんだから。) 実は、原作者は【アニメ会】ライブの大ファンなので、 最初は三井クンの名前は「三井透」というように書いてきていた。 「三平」+「国井」+「本田透」、ということだった。 でも…。 「三井」はいいけど、現在の状況で「透」は、どうかな、と オレは思ったね。 他の連載陣に要らぬ波風を立てなくてもいいんじゃないか? そう判断したので、三井クンの下の名前は、 「透明の透」ではなくて「透明の明」になりました。 だから「三井明」。 本田透:著『喪男の哲学史』講談社 * バイオレンス・ハードロマン漫才の リッカーシンガー兄さんが、 「ど、ど、ど、どどどど~!」でカンでしまう場面では、 オレは本当は、「君よ、憤怒の河を渉れ!」と言おうとして 「君よフンドド~!」になってしまって失敗する、というようにしたかったんだけど、 何より分かりにくいので、 西村寿行先生・追悼漫才は、1回限りでオシマイ。 西村寿行:著『君よ憤怒の河を渉れ』徳間文庫 後から気がついたけど、 「ど」でカム、というのは 内藤陳さんの「ハードボイドドだど!」と一緒ですね。 * 【追記】 オレが思っている限りでは、 三井クンのイメージは、↓この人なんですよ。 バカリズム:著『トツギーノ』日本文芸社 オレは「バカリズム」の名前の由来を知らないけど、 たぶん、想像してみるに、 「アフォリズム」を「阿呆リズム」であると解釈して、 さらに「阿呆」を「馬鹿」に変換して 「バカリズム」となったんではないか…みたいに、 複雑な『IQサプリ』が、そこにあるような気がしますね。 そうした「頭の中でヒネクッた感じ」が 実に彼(升野)らしいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ああ編集会議] カテゴリの最新記事
|
|