--何故、投資(資産)ポートフォリオの見直しが必要なのか?2--
一棟もの投資に一点集中で資産を増やし、ある程度のステージまで上ってきたら、一度、自身の投資(資産)ポートフォリオを再確認し、更に上のステージを目指せる内容に見直す必要がある。※理由は昨日のブログを参照してください。 それでは、どの様に見直す(組み直す)べきなのか?これに付いては、私自身が今、進めている事をお教えする事で私なりの答えとさせてください。私の一棟もの投資での目標は、大体、皆さんのそれと同様で、年間のCF(税引き前)で1,000~1,500万円とする事です。実は、この目標に付いては比較的順調に進んでいたのですが、それとは裏腹に何となく感じていた不安要素が徐々に大きくなってきたのです。「人口減少」を原因とする賃貸市場の弱まりです。たまたま私が所有する物件は主に仙台市内に集中しているので、復興バブルの中、かなり高めの入居率を保っています。しかし、他のエリアでは徐々にですが、入居率の低下が進んでいます。人口の減少に伴い、もう一つ賃貸市場にマイナス影響を与えている要因があります。そう、(少子)高齢化です。今、日本の人口の内、高齢者層のみがその割合を増やしており、これからの賃貸業もこの年齢層を無視できない、いや、積極的に意識しターゲットとして取り込むべき時代になったのです。 また、「人口が減少する」と言っても、漠然と平均的に減るのではなく、結果的にある程度以上の規模の都市の中心部に集中し始めると考えられます。これは、今までも書いてきた事なので理由の詳細は省きますが、各都市で広い範囲での生活インフラの保守・維持が困難になり、中心部に力を集中し始めるので、それに併せ人口が集まり始める(集め始める)からです。 今後、この二つの大きなマイナス変化に対応するべきスキームが、今、私達「通販大家さん」も力を入れ始めている「プロフィットマイホーム」や「サ高住を始めとした”高齢者向け住宅”」なのです。 私自身、これから1、2年で今の資産の1/2以上を売却し、この二つのスキームに投資の中心をシフトしていくつもりです。他の投資と比較して「安定」や「安全」が売りの一棟もの投資なのですから、より安定・安全なスキームにシフトしていくのは当然の事でしょう。またまた時間切れです。 つづくishiwatari28083@wish.ocn.ne.jp