地方経済の疲弊がとっても心配です
一昨日、昨日と系列会社(株式会社福祉医療)の仕事で群馬に出張してきました。一昨日は午後一から前橋市で私用を片付け、夕方からは打ち合わせ3連発、その後、ホテルにチェックインし、夜は久し振りに市内で食事をしてみたのですが、驚いたのは、まるで人が出ていないこと、以前、何度もお邪魔した地元の有名店の多くもお休みでした。営業している店自体も多くなく、食事をするにも結構な時間歩いてお店を探さなければならないほど。道中、前橋駅構内を北から南へ横切ったのですが、駅構内にあるマクドナルドだけは列ができていて「さすがはマック」なんて思ったものの、よく見てみると並んでいる人の多くが外国人の方々。そう言えば、夕方、打ち合わせに使った地元で人気のカフェでも外国の方々がいたし、食事をとった洋風の居酒屋さんにも外国の方、ホテルに戻る際にすれ違う人にも、、、おっとっと、またまたテーマから逸脱しそうになりました。インバウンドネタは、また回を改めるとして、今回のテーマに話を戻します。一昨日の最後にお会いした方とは障がい者グループホームの件での打ち合わせだったのですが、この方、前橋ではちょっと知られた人気店のキッチンで働いておられるので、興味の向くままに(働いておられる)お店の事や前橋の繁華街の状況を尋ねてみたのですが、その返答には本当にビックリ、、、まず、「12月の宴会の予約が一本も入っていない」、「人気のデリバリーも半分以下」「取り敢えず1月一杯までは営業し、その時点でその後のことを考える」等々。思っていた以上に落ち込んでいる状況に愕然としました。前回、出張で訪問した際は、コロナ第3波の前で、少しずつとは言え回復し始めていた時期だったこともあり、ほんの2ヵ月程度でここまで深刻になってしまうところに地方経済の脆弱さを身に染みて感じました。当然、他の地方都市も同じ様な状況に喘いでいることでしょう。思うに行政は、もっと強い(ある意味、強制であっても良いから)施策を打ち、出来るだけ短期間で抑え込むべきでしょう。その為には、なるべく多くの方に速やかに検査を受けてもらい、症状が無くとも陽性だった方には自宅待機等の対応をしてもらうなり、ウィルス保有者の能動的な行動を促すことで、感染の拡大スピードをある程度コントロールできると思うのですが、その前提となる待てど暮らせど、皆が速やかに検査できる体制が出来ない、、、検査数が上がらない原因ですが、検査機関の体制もありますが、ひょっとしたらそれよりも、その価格の高さにある様に思えます。そんな中、木下グループが新橋駅近に開業した検査センターでは、なんと2千円台でだれでも検査を受けれるそうです。この価格の差って何なの?なんてイラっとしていたところ、昨日のとある地上波のモーニングショーで有名コメンテーターがその答えを話していました。「医者が介在するかしないか」だそうです。先日も書きましたが41兆円の医療費の内、人件費が7割のこの国、それなのに検査すらまともに受けれないどころか「医療崩壊の危険性」ですよ。またまた、話が横道にそれてしまいそうなので、今回はこの辺で終わります。