新年早々・・・娘夫婦が新型インフルエンザに
昨夜、昨年11月に結婚した長女からメールがあり、熱があるとのこと。長女夫婦は松本に住んでいて、今日、実家である我が家へ二人で来ることになっていて、久しぶりに家族全員がそろうかと思っていたのだけれど、来れそうも無いとのこと。 二人とも38度台の熱とのことで、「もしや新型インフルエンザ?」と心配になり、病院へ行くように勧めたが、元旦でもあり、松本の救急医体制のことも良くわからず、病院も知らないと不安そうなので、新年早々、申し訳ないと思いつつ、松本の藤沢のり子県議に電話してしまった。 早速、松本協立病院に連絡をとってもらい、すばやい対応で、二人とも仲良く新型インフルエンザであることが判明し、お薬をもらって帰宅したとのことで、まずはひと安心。 困った時には、やっぱり「持つべきものは友」、「遠くの親戚より近くの他人」とは、よく言ったもの。藤沢さんに、お礼の電話。 今朝、電話をしてみると、病院でもらったお薬の効果か、娘は熱が下がってきたようだが、娘の夫は39度とのこと。食べ物などを届けがてら、様子を見に行ってあげたいところだが、今日は、地元の朝陽地区の成人式。 きのうとはうって変わって青空も見え、陽射しもさして来て、お天気に恵まれた成人式となった。 例年のこととは言え、女性たちの振袖姿の華やかさ、スーツ姿の若者たちのさわやかさ、若さがまぶしいほどだ。 私は、来賓でお祝いのごあいさつをさせていただいた。公民館の役員の皆さんの手作りの心のこもった成人式を契機に、新成人の皆さんには、温かい地域づくりの担い手にもなってほしいこと、今年は参議院選挙、県知事選挙の年でもあり、新成人の皆さんがはじめて主権者として投じる一票に期待していること、厳しい経済情勢、地球温暖化、核兵器廃絶などの世界的課題が日々の暮らしにも直結する時代に、新成人の皆さんの若い正義感と行動力に期待していることなどを述べて、お祝いのごあいさつにさせていただいた。 新成人代表のあいさつを聞いていて、厳しい現実をしっかり見つめ、社会の一員としての自覚と夢をもって、主体的に生きていこうという意欲を感じ、また、そのあいさつを、しーんとして真剣に聞いている新成人の皆さんの姿を見ていて、今の若者たちも、なかなか捨てたものではないと、感心した。日本の未来に明るい希望が持てそうな気がする。 ミニ・コンサート、お茶とコーラ、ジュースでのノン・アルコールの祝賀会と続いた成人式が終わり、帰宅。娘夫婦の分と用意したおせち料理をお重箱やプラスチック容器などに詰め、夫の運転する車に乗り、年末から我が家に来ている次女と2人の孫の総出で松本へ。 顔を見るまでは、心配していたが、娘の夫も39度もあった熱が37度まで下がったとのことで、二人とも思っていたより元気そう。インフルエンザ治療薬タミフルの効き目はなかなかのもの。とにかく、良かった。 「お大事に。」と娘夫婦と別れを告げて、せっかくだからと、みんなですぐ近くの松本城へ。 冬の澄み切った空気の中で、お堀に写った松本城のたたずまいもなかなかのもの。孫たちは、お堀の水の中の大きな錦鯉や、泳ぎ回るかもや白鳥に歓声をあげていた。