民主党政権
今日、後援会等の役員会が開かれました。その中で、出席者全員から今の鳩山首相について意見が出ました。即退陣すべきという方が7割。そのまま続けるべきという方が3割でした。そのまま続けるべきという方の理由も、参議院選挙で国民が審判し、民主党を勝たせないだろうというものです。そして、その方が民主党にとっても良いということでした。私としては、それは困るのですが、党に関係なく浅川を支援するという会なので。また、別の方は誰が首相でも普天間の問題は大変だったからしょうがないという方もいました。即退陣すべきという方の理由は、首相としての仕事が出来ていないからというものです。小沢幹事長については、厳しい意見も出ました。しかし、なぜ小沢幹事長が責任をとらなければならないのかは、曖昧な理由が多くはっきりとしません。むしろ、マスコミの情報操作でないかという意見も出されました。私は、鳩山首相が外交安全保障の知識と見識がなかったということをもって、首相をやるべきではなかったとは、今さらは言えません。民主党の組織の一員として、政権を維持しようと頑張っている同志がいますからなおさらです。鳩山さんがいいかどうかの選択権は、私にはありませんでしたので、その責任も民主党の組織内では小さなものだと思います。しかし、民主党の支持者への説明責任は私にもあります。昨年の総選挙でも、党員として地元でも動いた訳ですから。その意味で、今後民主党はどうすべきかを聞かれました。私は、首相の進退はご自身が判断されるもので、どうすべきかは分かっていらっしゃると思います。もし、辞めるなら代わりに誰がやるべきかとの問いもありました。今の民主党の中で首相の器で政権運営を出来るのは、小沢幹事長しかいないとお答えしました。民主党が、政権公約を実現し経済状態を含めて難局を切り抜けるには、実力のある人がトップにつかなければなりません。今の民主党の実力者は、外から見ても小沢幹事長です。お金の問題がどうかについては、もちろん刑事責任を負うことになるならば、その資格はありません。検察審査会の起訴すべきという判断は、市民感覚であって法論理ではないのでこの先本当に公判となった時に、責任を問えるのか疑問です。今の状況では新事実が見付からない限り、難しいと思います。本論ではありませんが、私は、政治には市民感覚は重要だと考えますが、司法ではそうは思いません。むしろ、法体系の理解と事実を確認できる目は、高度な専門性を必要とします。民主党政権が、この先本当に国民生活を向上させるために必要であると、国民に判断していただくようにして参議院選挙を迎えたいと思います。今夜の、役員会はこの件に限らず様々なご意見を頂戴しました。