ISOは中小企業にとって善か悪か
全国約42,000社。これは国際標準規格である品質マネジメントシステムISO9001登録事業者数である。このISO9001は、元々英国の品質規格をベースに国際標準化機構から発行されたもので、日本でも2000年頃を境に、企業の品質管理体制を改善する手法として一気に広まった。しかし、ISO9001を取得するためには、審査費用や、社内スタッフの人件費、コンサルタントへの支払い報酬など様々なコストを強いられるという事実がある。現在のISO取得件数の大半は300人以下の中小企業で占められるが、かかるコスト以上に、ISOが経営にプラスをもたらしてくれるのだろうかと取得を思い悩む経営者も多い。果たして、ISOは中小企業経営にとって、かかる費用以上にメリットを獲得できる代物なのか?それとも、単に負担を増やす厄介者なのか?今回、私たち中小企業ISOサポートセンターは、こうした疑問を解く手がかりになればと、ISO取得済み企業に対して、「経営効果の有無」に対するアンケートを実施した。(有効回答130社)その集計結果を見ると、「効果あり」(41.1%)と「効果なし」(58.9%)はほぼ4:6の割合に分かれた。こうした効果の有無の分かれ道は、一体何によってもたらされるのか?....続きは中小企業ISOサポートセンターのISO14001無料レポートページからご覧になれますISO9001、ISO14001取得支援の中小企業ISOサポートセンター