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カテゴリ:経済問題
今日は「金(=Gold)」について書きます。いずれも少し前の記事ですが、かえって今のほうが冷静に見られると思います。
金はトルコを含む中東を始めとして、世界中で広く価値を認められています。それはほとんどの国で、かつては「金貨」が使われていたということからも分かります。トルコでも昔から「財産」として金細工を保有する習慣がありましたし、いまでも、投資及び贈答用として「共和国金貨」が「全」、「2分の1」及び「4分の1」の3種類のサイズで広く売られています。トルコのガイドブックを見られた方なら、必ずどこかで「金細工店」がすらっと並んでいる写真を見られたことと思います。どの町に行っても必ず金細工店があり、ブレスレッド、指輪などの本格的な金細工のほか、「共和国金貨」や「レシャット金貨」などの金貨も頻繁に売り買いされています。 前置きが長くなりましたが、8月17日付のNTVホームページの記事によれば、2007年の第2四半期にトルコは世界の金市場(需要)において第3位の規模になったとのことです。ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)の発表によれば、2007年代2四半期における金の需要は、昨年同期比で37%伸びて145億ドルに達しました。最も需要の伸びた国・地域は、中国、インド、中東及びトルコとなっています。トルコは、今期、初めてアメリカを抜き、世界第3位となりました。 乱高下していた金価格が通常の水準に戻り、全同期比で平均6%の上昇していること、世界経済の中心を担っている国々の経済の調子がよいことなどが、2007年第2四半期の金需要増加の主な要因となっています。トルコのほか、世界最大の金需要のあるインドや、ロシア(装飾用)でも新記録を達成しています。 2007年代2四半期のトルコにおける金需要は、前年同期比で、装飾用が14%増で52.2トンに、投資用は5%増の20.5%増となりました。 ブログランキングに参加しています。こちらのクリックもよろしくお願いします。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.26 20:11:30
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