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トルコとイスタンブール、ちょっと投資

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2014.06.12
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カテゴリ:経済問題
 今日も、イラクにおけるイスラム民兵グループの状況、取り分けモースル市におけるトルコ共和国の総領事館の占拠状況などに関する続報も出ていますが、大きく進展しているわけではありませんので、今日は主要なマクロ経済データの一つである経常収支に関する記事を紹介します。

 今日のBIST-100は、「(急上昇+横ばい)×2」型となりました。
 今日のBIST-100は、昨日終値から約700ポイント低い、78,300ポイント水準で寄付き、その後10時前まで下げて今日の最安値をつけた後急上昇し、その後は横ばい(やや下落気味)となりました。後場は寄付き直後に再び急上昇し、午後2時30分頃に今日の最高値を付け、その後はほぼ横ばいとなりました。結局、昨日終値から1.03%、約810ポイント上昇して、80,000ポイントに再接近して今日の取引を終えました。


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 今日紹介する記事は上でも紹介しましたが、2014年1~4月の経常赤字に関するものです。
 見出しは「4月の経常赤字は、予想どおりとなった」です。
 4月の経常赤字は、予想どおりに47億9,000万ドルとなり、また、1~4月の経常赤字は163億7,000万ドルとなりました。

 経常赤字は、貿易赤字が減少したことと、純サービス収入が増加したことにより、今年1~4月には昨年同期と比べて34%減少して163億7,000万ドルとなり、経常赤字の今後の改善は、より緩やかになりながら継続する可能性があります。
 アナリスト達は、ヨーロッパ経済における改善が、(トルコからの)輸出を増加させることにより貿易赤字を減少させる傾向、金(Gold)の輸入が減少したことから支援を受けたことに並行して、経常赤字の減少傾向が維持させると予想されており、政府関係者から行われる発表もその方向です。
 しかし、トルコ中央銀行(TCMB)が緩和金融政策を実施する場合には、内需が拡大し、経済成長率も上方修正され、エネルギー価格も上昇傾向になることから、経常赤字が減少するという予測に対する赤字が拡大する報告に予測が外れるリスクが生じる可能性があることを強調しました。
 TCMBの発表によれば、経常赤字は4月には予想どおりに47億9,000万ドルとなり、今年1~4月には、昨年同期と比べて82億8,000万ドル減少しました。
 経常収支の赤字は、4月には48億5,000万ドルとなると予測されていました。
 経常赤字は、昨年4月には81億1,000万ドルで、1~4月には246億6,000万ドルとなりました。
 アナリスト達は、3月30日の統一地方選挙のリスクが無くなったことにより加速されて、42億ドルの証券投資の赤字を埋めるために改善があったことが注目を集めました。
 TCMBから行われた発表では、「今年1~4月に起こった低下は、経常収支の中の貿易赤字が81億4,000万ドル減少して174億ドルに低下したことと、純サービス収入が6億2,100万ドル増加して39億9,000万ドルに上昇したことが注目に値する。」と記述されています。
 統計によれば、3月に601億1,000万ドルであった過去12ヶ月間の累積経常赤字は、4月にも低下を続け、567億9,000万ドルに減少しました。

(ここから追加です)
 ある証券会社のチーフエコノミストは、今年の経常赤字が500億ドル(対GDP比6.2%)に低下することを予測していること、しかし、最新の状況からはこの予測よりも改善が進まない方向でのリスクが上昇していることを指摘しつつ、「前期には金融状況で見られた引締め状態(よし引き締められた金融政策、銀行規制監督委員会(BBDK)が取った対策及びより高い金利)及びTLにおける明確な価値の喪失という理由から、会場収支赤字を減少させる方向で影響を与えていた要因の効果が一定期間が減少していくことを予測している一方、石油価格も2013年の平均(1バレルあたり108.8ドル)よりも少し上昇しているという現状が維持されれば、経常収支の改善に悪影響を及ぼすことになると我々は考えている。」と述べました。
 同チーフエコノミストは、上方修正される成長率予測も経常赤字予測平均を拡大方向に修正する可能性があることを指摘しました。
 TUIK(トルコ統計庁)から発表された5月30日に発表された統計によれば、4月の貿易赤字は昨年同月と比べて30.3%減少しましたが、金(Gold)輸出が予測を下回ったため、当初予測されていた数値よりも悪い72億1,000万ドルとなりました。
 ある外資系証券会社エコノミストは、「内需を弱め、輸入を減少させるために政府が適用する高金利、マクロ予防対策及び税率の引上げのほか、TLの上昇による競争力の上昇(管理者注:??)及びトルコがヨーロッパからの需要増加から好影響を受けることと、金の輸入が減少するであろうと考えられることにより、経常収支改善速度は高水準で維持されるであろう。今年末の経常赤字の対GDP比5.8%に相当する480億ドルに低下するものと我々は考えている。」と述べました。
 2013年末の経常赤字は651億ドルでした。
 TCMBの発表によれば、金融事項ではない金(Gold)の項目の中で、前年1~4月には34億5,000万ドルの純(ネット)金輸入が行われましたが、今年同期には13億4,000万ドルの純(ネット)金輸出が行われました。
 国外居住者がトルコ国内で行った純投資は、前年1~4月と比べて16億1,000万ドル増加して51億2,000万ドルとなりました。
 中期(財政)計画(OVP)では、2014年の経常赤字は555億ドルとなり、対国民所得(管理者注:?? 前回もありましたが、OVPでは対GDP比ではなく、対国民所得比なんでしょうか、、、、)で6.4%になると予測さえています。
(ここまで追加でした)

 いつもどおり最後は市況です。
 今日も世界の主な株式市場はほとんど下落が続いているようですが、取引所イスタンブルは、今日は一転回復して、一気に80,000ポイントに再接近しました。
 今日のBIST-100は、「(急上昇+横ばい)×2」となりました。昨日終値から約700ポイント低い、78,300ポイント水準で寄付きました。その後10時前まで下げて今日の最安値(877,855.06ポイント)をつけた後急上昇し、10時過ぎからは横ばい(やや下落気味)となりました。後場は寄付き直後に再び急上昇し、午後2時30分頃に今日の最高値(80,011.91ポイント)を付けました。 その後はほぼ横ばいとなり、結局、昨日終値から1.03%、約810ポイント上昇して、79,834ポイントで今日の取引を終えました。

 今日は、トルコ時間の午前中から午後早い時間にかけては、為替も大幅にリラ高でしたが、この時間はまちまちです。(日本時間6月13日午前3時30頃)。
  ユーロは0.27%リラ安の、   1ユーロ=2.8725リラ、
  ドルは0.07%リラ高の、     1ドル=2.1149リラ、
となっています。



社債投資まとめ

株初心者向けIPO初値予想

 今日はガイドブックを紹介します。























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Last updated  2014.06.13 11:46:07
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