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トルコとイスタンブール、ちょっと投資

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2020.08.26
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カテゴリ:経済問題
 今日(25日)も、トルコ経済に関するいろいろと重要そうな記事が出ていました。2つはトルコ中央銀行が破票した統計です。記事としては出ていませんでしたが、同じような統計がトルコ統計庁(TUIK)からも出ていました。中央銀行が発表した統計の1つは8月の設備稼働率に関する記事で、製造業の設備稼働率(KKO)は前月から2.6ポイント上昇して73.3%になり、同月の季節調整後の設備稼働率(KKO-MA)2.3ポイント上昇して73.0%になりました。KKOは、今年は4月が最低で、61.6%でした。その後、62.6%、66.0%60%台が3ヶ月続き、7月には70.7%となっていました。もう1つは実体分野信頼感指数(RKGE)に関する記事で、8月は前月から5.5ポイント上昇して106.2ポイントになり、同月の季節調整後の実態分野信頼感指数(RKGE-MA)5.8ポイント上昇して105.2ポイントとなりました。KKORKGEもアンケート結果から導き出される数値ですが、今月のRKGEに最も大きな影響を与えた項目は、過去3ヶ月間の受注高、現在の総受注高、投資支出、現在の原材料在庫、及び今後3ヶ月間の総雇用予測の上昇と、一般予測、今後3ヶ月間の生産高予測、今後3ヶ月間の輸出受注高の低下でした。なお、生地には出ていませんが、「過去3ヶ月間の生産高」は3月に-0.4となり、5(-47.3)が最低で、7月(-18.2)まではマイナスが続き、8月(13.3)はプラスに転じました。現在の総受注高は1(-17.7)以降全てマイナスで、5(-55.4)が最低で、8月も-22.0となっています。記事に出ていない8月の業巣別信頼感指数は、季節調整後の指数は前月比で、サービス業指数は5.7%、小売業指数は0.2%、それぞれ上昇しましたが、建設業指数は2.3%低下しました。3指数とも4月が底で、その後は上昇していましたが、建設業指数は8月に下がりました。なお、今年8月と昨年8月のサービス業指数、建設業指数、小売業指数は、70.555.585.089.194.995.0となっており、上昇している指数と低下している指数、横ばいの指数の三者三葉となっています。

 それ以外では今日も「黒海ガス田」に関する発言が続いています。アルバイラク国庫・財務大臣は希望的発言を続け、オズトラックCHP広報担当は厳しく批判していますアルバイラク大臣の今日の発言とオズトラック氏の昨日の記者会見で、「黒海ガス田」、とりわけ今後の経常収支に関する発言を紹介します。

 

 経済以外では、今日も168日目の過去24時間の新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況に関する記事を紹介します。

 なお、以前、アクシェネルIyi Parti党首の使用人がKOVID-19に感染しました(同党首と家族は陰性)が、今日は、ババジャン民主躍進党(DEVA)党首がKOVID-19に感染したという記事が出ていました。

 最後に、トルコにおける深刻な状況にある患者の数に関するこの3日間の変化を紹介します。

重症患者数: 783(死者数:19) 796(18) 811(24)

肺炎発生率:  7.5%(死者数:19)  7.4%(18)  7.4(24)

となっています(深刻な状況にある患者に関する発表項目は729日から変更になっています)

 

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 今日最初に紹介するのは168日目の過去24時間で新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況に関する記事です。今日(25)のアナトリア通信(AA)の記事です。

 見出しは「トルコでKOVID-19から完治した人の数は238,795人に達した」です。

 過去24時間にトルコでは、新たに新型コロナウイルス(KOVID-19)1,502人が感染したことが判明し、24人が亡くなり、その結果、累計感染者も261,194人に、累計死者数も6,163人になりましたが、887人が回復し、累計完治者も238,795人になりました。

 保健省がインターネット・サイトで公表し、また、ファフレッティン・コジャ保健大臣がツイッターで発表した「トルコの日々のコロナウイルス統計」によれば、825日には、検査件数は98,231(管理者注:相当長期間にわたり約3万5千~6万件の検査件数が続いていましたが、88日には6万件を超え、14日には7万件を超え、18日には8万件を超え、そして20日からは9万台となりました(23日は8万件台))となりました。その結果、1,502人についてKOVID-19への感染が新たに確認されました。

 過去24時間に24人が亡くなった一方、887人が完治しました。累計検査数は6521,640件となり、累計感染者数は261,194人、累計死者数は6,163人となりました。重症患者は811人、KOVID-19感染者の中で肺炎を起こしている人の割合は7.4%に、累計完治者数も238,795人となりました。

 ファフレッティン・コジャ保健大臣はツイッターで、「今日、総検査数が650万件を超えた。新規感染者数は1,500人を超えた。新規感染者数を減らすことは、我々の闘いの最重要目標である。この目標に貢献するためには、対策に従うことが必要条件である。最後に負けるのはコロナウイルスとなる。」との表現を使いました。

 

 今日2つ目に紹介する記事は、上でも言及しましたが、アルバイラク国庫・財務大臣の今日の希望的発言と、オズトラックCHP広報担当兼副党首の昨日の記者会見に関する2つの記事で、前者の記事は今日(25)付けのAAの記事で、後者は昨日(24)付けのAAの記事です。黒海ガス田、経常収支などに関する部分のみ抜粋して紹介します。

 見出しは「アルバイラク国庫・財務大臣は、『トルコはエネルギーの独立性の観点から、新時代の過程を開始した』と発言」及び「オズトラックCHP広報担当は、『黒海で天然ガスが発見されたことを批判しているわけではない』と発言」です。

 アルバイラク国庫・財務大臣は、NTVのテレビ報道で記者からの質問に答えました。

 同大臣は「トルコは、機軸の変化・移動を経験している。東でもなく、西でもない、新機軸はトルコである。この発見は、トルコ全体で大きな変化を引き起こしている。3,200億立方メートルは、最初の井戸の最初の調査結果から発表された数値である。この井戸の残りの部分は、更に2倍ある。その調査が終わったときは、単にこの井戸とこの海域だけではない(管理者注:「黒海のトルコ海域全体、さらには、地中海も含めて」という意味と思われます)。今後は、トルコの経常赤字ではなく、経常黒字、外貨過剰の時代について話すことになる。トルコは毎年エネルギーの輸入のために400億ドルを支払っているが、この発見、活動により、トルコ国産エネルギーにより、今後何年も経常黒字、外貨過剰となる。カスピ海とほぼ同じ埋蔵量がある。非常に大きな埋蔵量である。今後20~30年の平均で、毎年150200億立方メートルを供給するという意味になる。」と述べました。

 同大臣は、「トルコはエネルギーの独立の分野で、新しい時代の過程を開始した。精神的及び物質的な壁を倒した。大きな驚きは、今後、鉱業分野でも起こる。こちらはもう少し長丁場となる。現在種を植えた段階である。そこからもなえが大きく育っていく。」と述べました。

 

 オズトラックCHP広報担当兼副党首は、黒海で天然ガスの埋蔵が確認されたことを批判しているのではなく、そこから生じる豊かさを国民の利益のために使用し、完全に反映させたならば、このことを称賛するであろうと述べました。同広報担当は次のように述べました。

「新たに発見されたガス田の利益をトルコ国民のために直ちに使い始めなさい。あなた方が署名した高額な天然ガス購入契約を再交渉し、価格を引き下げさせなさい。ここから得られる節約により、農民の、労働者の、ビジネスマンの、公務員の、年金生活者の、つまり全ての国民の苦しみに対する解決策を見つけなさい。その時、我々はあなた方に拍手を送る。」

 

 ここからは一言解説・雑感です。アナトリア通信(AA)の記事では完全にカットされていますが、もっと大事な点をオズトラックCHP副党首は指摘しています。「婿(アルバイラク大臣)は、ガス田の発見によって、経常収支は赤字から黒字になると言っているが、トルコのエネルギー輸入額は年間約400億ドルである。一方、見つかった天然ガス埋蔵量は650億ドル分だと言っている。エネルギー輸入額の1年数か月分に過ぎない。これでどうやって経常黒字となるのか。婿が経済について理解できていないことの新たな証拠である。」という趣旨の批判を機能しました。その結果、アルバイラク国庫・財務大臣は、今日のインタビューで一所懸命に埋蔵量を膨らませているものと思われます。しかし、更にアリ地獄に落ちているように思います。「実際の埋蔵量は神のみぞ知る」ということでしょうが、「カスピ海に匹敵する」などと、何の根拠も示さないで、単なる大ぼらにしか聞こえないような話をし始めています。

 一方、「どの部分をどう伝えるか」は、通信社の領分とは思いますが、上記のような本質にかかわる部分を削除する(報道しない)という対応では、「AAはもはや通信社ではなく、政府広報機関に成り下がった」と言われても仕方がないように思いますが、、、、、、もちろん、今に始まったわけでもありませんが、、、、、

 

 
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 今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。
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 次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。





















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Last updated  2020.08.27 20:08:43
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