2126853 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

トルコとイスタンブール、ちょっと投資

トルコとイスタンブール、ちょっと投資

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

volkan1992

volkan1992

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

Freepage List

Headline News

2021.10.09
XML
カテゴリ:社会問題

 今日(8日)は、経済面では重要と思われる記事は全く見られませんでしたが、社会面では、ある程度重要と思われる記事がいろいろと出ていました。今日はそのうち、第12回運輸通信評議会におけるエルドーアン大統領とカライスマイルオール運輸インフラ大臣の発言に関する記事と、トルコとヨーロッパの関係を完全に停止させる可能性があるオスマン・カヴァラ裁判に関する記事を紹介します。

 「(AAでは)記事にならない情報」では、今日は軍事面に関する情報とエルドーアン大統領による「脅迫?」に関する情報がありました。エルドーアン大統領は国連総会に出席するためにニューヨークに行ったときにバイデン大統領と会えなかったため、「F35を渡さないなら、別方法もある」とロシアにすり寄って、ソチでプーチン大統領と11会談を行いました。アメリカ、ロシア以外に、ヨーロッパとの関係でもトルコは困難な状況です。原因については確証はありませんが、時々紹介しているセダット・ペケル犯罪組織首領と同様に強力な情報源を持っていると思われる新聞記者?によれば、ドイツにおける募金の不正使用で証拠を捕まれたエルドーアン大統領(当時首相)がトルコの潜水艦開発計画をドイツに任せることになり、かつ、大幅なコスト増加も飲まされたという事件があるそうです。この事件はそれだけでは済まず、エルドーアン大統領に対抗して、フランスとアメリカなどからの武器購入(F35、フランス製戦闘機・駆逐艦、及びドイツ製潜水艦など)を進めているギリシャに対してトルコが非常に弱い状況になっているとのことです。ギリシャはトルコがドイツから購入するのと同等の潜水艦を既に4隻購入しているとのことで、エーゲ海と地中海では、ギリシャ側の優位が確立していて、これをひっくり返すことは非常に困難になっているとのことです。更に、同記者はアメリカの軍事基地についても、「ルーマニアとブルガリアにも存在しているが、ギリシャにおける軍事基地を20ヶ所に増やし、戦闘機やヘリコプター、ミサイルの配備も進めている。トルコがNATOから離れても、東の防衛線を既に構築している」とのことでした。エルドーアン大統領はアメリカとの関係では「NATOの同盟国」という言葉をいつも使いますが、アメリカは「トルコがいつまでNATOに残っているのかを疑問視している」という状態です(ただし、エルドーアン大統領に対する「脅し」で、ポスト・エルドーアン時代になれば、状況が変わることを前提にしているのかもしれませんが、、、)。最近では、バイデン大統領がエルドーアン大統領に対して「シリア問題」で強い抗議の手紙を出したとも言われ、「アメリカとロシアを天秤に掛ける」という露骨な外交を行うエルドーアン大統領に対する明示的な不快感の表明が行われているようです。これに慌てたのか、トルコは「現代化したF16戦闘機40機の新規購入と、保有するF16戦闘機80機の現代化」をアメリカに求めました。金額は明確にされていませんが、莫大な額になると思われます。「F35は“ロシアに情報が漏れないように”という理由で売らないとしても、F16については売却に問題は無いはずで、アメリカのトルコへの態度が注目される」と指摘する解説者がいました。その解説者は指摘しませんでしたが、「トルコはF35購入代金として既にアメリカに払ったお金をF16購入代金に回すように要求するつもり」ではないかと管理者は推測します。

 長くなりましたので、今日は詳しく紹介できませんが、エルドーアン大統領が「野党は政権を執ろうとしないことを勧める」と発言したことを、これまでの野党関係者への暴力やアクシェネル善良党党首への脅迫と関連付けて、「エルドーアン大統領は明白な脅迫を行った。政治家暗殺に至るまで、どこまでエスカレートさせるか予測できない」という懸念をクルチダルオールCHP党首が表明したことを巡って、いろいろな議論も行われています。

 今日はアナトリア通信(AA)には次の記事が出ていました。今日は1~3の記事を紹介します。

1 エルドーアン大統領は、『来年、トルコ製電気自動車の生産を開始する』と発言

2 カライスマイルオール運輸インフラ大臣は、『カナル・イスタンブルは国際水準での運輸・開発計画である』と発言

3 オスマン・カヴァラ氏の拘留状態を継続させることが決定された

4 トルコにおける納税者の数は1,270万人を越えた

5  先月、イスタンブル空港で4079,363人に対してサービスが提供された

6 イスタンブル・サビハ・ギョクチェン空港を今年1~9月に1,763万4,000人が利用した

7 アカル国家防衛大臣は、『ギリシャの何人かの政治家は、両国関係を破壊するために緊張状態を悪化させている』と発言

8 アクバシュオールAKP副党首は、クルチダルオールCHP党首の発言を分析して『恐怖におののいているのは同党首の方である』と発言

9 FETOの秘密構造に対する捜査で56人に対する拘束決定が出された

 108(最初の患者確認から577)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。

今日の検査件数:  36115

今日の感染者数:  3201

今日の死者数:    188

今日の完治者数:  28,167

 

 励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 為替ブログ トルコリラへ

にほんブログ村  


 今日はも最初に日本語記事を紹介します。カブジェオール総裁解任の可能性を指摘する内容です。

 トルコ大統領、中銀総裁への信頼失う 4回目の交代も=関係筋  ロイター / 2021108 197

[アンカラ 8日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領が、中央銀行のカブジェオール総裁に対する信頼を失っていることが分かった。前任者を解任した上で起用してから7カ月も経っていないが、ここ数週間はほとんどやり取りもないという。事情に詳しい関係筋3人が明らかにした。

同筋によると、中銀が利下げを先月まで遅らせたことに大統領は不満を抱いているという。

大統領府はカブジェオール総裁に対するエルドアン大統領の信頼についてコメントしなかった。

大統領は政策への不満から過去2年半で中銀総裁の首を3回もすげ替えており、リラ相場を動揺させ、金融政策の信頼性と予測可能性を著しく損なっている。(中略)

別の2人の関係筋は両者の不和を認めた上で、4回目の総裁交代もあり得るとの認識を示した。このうちの1人は「私の懸念はむしろ大統領自身の政策が中銀総裁の政策よりも批判を受けることになるかどうかだ」と述べた。

 

 今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「エルドーアン大統領は、『来年、トルコ製電気自動車の生産を開始する』と発言」です。今日(8)付の記事です。かなり長い記事ですが、カナル・イスタンブルに関する部分だけ抜粋して紹介します。

 レジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領は、アタテュルク空港で開催された第12回運輸・通信評議会大会における演説で、この大会がトルコと、運輸・通信業界に幸運をもたらすことを祈りました。

 世界貿易の90%は海路を使用して行われていることを指摘したエルドーアン大統領は、トルコが貿易を行うために使用する海路の割合は4倍になったことを指摘し、今年1~7月の期間だけでも海路を使った貿易は1,580億ドルに達していると述べました。エルドーアン大統領は、フィリヨス港、リゼ・イーデレ貨物港、チャンダルル港、メルスィン港の拡張といった計画によって海路交通が貿易に占める割合をより高める努力を行っていると表現しました。(管理者注:紹介しきれませんが、西ヨーロッパという強大市場が比較的近くにあるため、トルコでは空路(航空貨物輸送(生花、果物など))のほか、陸路(トラック輸送)による貿易も盛んです)

 エルドーアン大統領は次のように述べました。「全く疑いなく、海運に関するトルコ最大のプロジェクトは、カナル・イスタンブルである。イスタンブル海峡は増加する貨物と旅客の輸送を実現させることができない状態に既に達しており、海峡の両岸は常に脅威にさらされているという現実が、我々にこのような選択肢の模索を促した。約10年前に議題にしたカナル・イスタンブルは、ありとあらゆる問題について取り上げられ、議論され、必要な準備が行われ、最終的に現実の駅用を行い段階に来たものである。サズルデレ橋は、カナル・イスタンブルの最初の具体的な行動であった。これにつつき、入札と場所の特定が行われ、建設が開始されたハルカル・カプクレ鉄道橋が続いた。プロジェクトにおけるその他の手続きもこのような形で実現させ続ける。運河の掘削も計画に従って開始する。」

 ここからは一言解説・雑感です。カナル・イスタンブルを放棄しないという意思表示です。が、高速道路上のサズルデレ橋も、鉄道橋も、カナル・イスタンブルが無くても必要なもので、最初から計画されていたものでした。「カナル・イスタンブル計画が実施に移された」と言えるのは、「運河の掘削が始まった時」ではないかと思われます。

 

 今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「カライスマイルオール運輸インフラ大臣は、『カナル・イスタンブルは国際水準での運輸・開発計画である』と発言」です。こちらも今日付の記事です。こちらも、カナル・イスタンブルに関する部分だけ抜粋して紹介します。

 アーディル・カライスマイルオール運輸インフラ大臣は、第12回運輸・通信評議会大会の一環で、レジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領も参加して実施されたシンポジウムにおける演説で、この大会で行われる行事や会合に関する情報を提供しました。

 同大臣は、世界物流部門と海事部門において、新時代の扉を開くカナル・イスタンブル計画を開始したことを指摘しつつ、サズルデレ橋とハルカル・ウスパルタクレ高速鉄道の建設によって改革が開始されたカナル・イスタンブル計画は国際水準での運輸・開発計画であることを強調しました。そして、同大臣は、今回の大会開催とカナル・イスタンブルは、トルコにとってと同様に、トルコ海峡を使っている全ての国にとって大きな意味を持っていることを、全ての現実と共に共有しました。

 

 今日、3つ目に紹介するAAの記事の見出しは「オスマン・カヴァラ氏の拘留状態を継続させることが決定された」です。こちらも今日付の記事で、こちらも抜粋して紹介します。

 「7月15日のクーデター未遂事件」と「ゲズィ公園事件(抗議行動)」に関する容疑で裁判に掛けられているオスマン・カヴァラ・アナドル文化株式会社会長の拘留継続が決定されました。

 イスタンブル第13重罪裁判所の公判で、弁護士による答弁書が受け取られた後に、考えを聴取された検事は、現在の証拠状況、関連事件の犯罪の種類と性質によって判決が出される可能性のある最大の刑罰を考慮して決定されている拘留状態を合理的な範囲であることを考慮しつつ、オスマン・カヴァラ容疑者の拘束状態を継続させるよう求めました。

 裁判手続きに関する決定を明らかにした判事団は、オスマン・カヴァラ容疑者の関連事件の犯罪の種類と性質は最近の公判から特に変化は無く、本件裁判の進行状況を考量して、多数決で拘留継続が決定されました。判事の一人は、カヴァラ氏の拘束継続に反対して、釈放すべきとの意見を表明したました。

 ここからは一言解説・雑感です。欧州人権裁判所の確定判決でカヴァラ氏の釈放が求められています。この状態が続けば、トルコも加盟している、そして、欧州人権裁判所を設置している欧州評議会からトルコは制裁を受け、さらに改善が無ければ除名される危険もあります。そのため、トルコ政府は欧州評議会に、「114日までに釈放される可能性がある。現在拘留されているのは、欧州人権裁判所判決とは別の事件によるものである。」と通知したという情報もありました。トルコ憲法裁判所の判決でも、オスマン・カヴァラ氏は釈放されなければならないことになっていますが、いずれの判決も執行されていません。一方で、いつも問題になるのですが、政府は裁判所に命令(干渉)することはできないため、「担当裁判所が釈放を決定するまで待つしかない」というのが建前です。

 

 

 トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。

社債投資まとめ

 いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
株初心者向けIPO初値予想

 今日はトルコのガラス製品を紹介します。
​ トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。​






​今日はトルコ・コーヒーも紹介します。​




ここからはブレスレッドです。




[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.10.09 19:54:09
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.