2126857 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

トルコとイスタンブール、ちょっと投資

トルコとイスタンブール、ちょっと投資

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

volkan1992

volkan1992

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

Freepage List

Headline News

2021.11.02
XML
カテゴリ:社会問題
 今日(111日)は、経済面でも、社会面でも、重要と思われる記事が非常に多く出ていました。今日はその中から天然ガス料金の値上げに関する記事とイタリアからの帰国途上での機上記者懇談に関する記事を紹介します。

 「(AAでは)記事にならない情報」では、エルドーアン大統領の暴走?に関する指摘と、グラスゴー行きの取りやめに関するものが出ていました。「エルドーアン大統領の自滅的行為」に関しては、側近求められなくなっていると言う指摘があります。「最初からでは?」という気がしないでもありませんが、側近を含めて「誰も止められない」という状況に、一番恐怖を感じているのは側近自身だという指摘と共に、その状況が漏れ始めているという指摘です。フィナンシャル・タイムスに情報を提供した大統領府関係者が出てきていることがその証拠で、今後はもっと増えるであろうとの予測でした。

 また、「側近を含めて『誰も止められない』という状況」の行き着く先は、「負けると分っている選挙は行わない」というところです。「選挙によって去った独裁者はいない」ということで、「エルドーアン大統領も負けると分っている選挙は行わない」というのが合理的な推論ということになります。「選挙中止」がどのような形で実現されるのかは不明ですが、当然ながら「法律に基づいた行為」となるわけはなく、最後は公務員が「エルドーアン大統領の言うことを聞くか、これ以上、人としての道を踏み外さずに踏みとどまるか」という究極の選択を迫られることになります。なお、セダット・ペケル犯罪組織首領も「7月15日のクーデター未遂事件の時に、AKP青年団に大量の武器が渡された」というして起訴していましたし、先日から別の観点から話題になっている「イラク・シリアにトルコ軍を派遣する(宣戦布告する)権限のエルドーアン大統領への委譲期間を2年間延長して2023年末までとする」という決議の中には、「トルコにおける外国軍駐留を認める」という権限も含まれているそうです。テレビの解説者は、「このような権限が含まれた“トルコ軍派遣決議案”はこれまでなかった」とのことで、これも「選挙を中止するような状況を想定したもの」ではないかという憶測が出る原因となっています。つまり、ペケル犯罪組織首領が指摘していた「内戦の危機」です。先ほども指摘しましたが、これを止めるには「エルドーアン大統領について行けば、大変なことになる」ということを、できるだけ多くの関係者が理解することであると指摘されていました。言葉を換えれば、「クルチダルオールCHP党首の国家公務員に対する遵法の呼びかけ」がエルドーアン大統領及び側近をパニックに陥れているのは、「エルドーアン大統領にとっての最後の砦」に直接攻撃を加える発言であったからかもしれません。

 なお、本件とは直接関係ありませんが、「ウイグル人の過激派、過激化」の原因はエルドーアン大統領で、その結果、「ウイグル人を中国に売った」ことになる(=それまで存在していなかったウイグル人イスラム過激派を作り出し、支援し、利用したのはエルドーアン大統領)、という主張もありました。「トルコ国民を売る」かどうかは不明でも、「同胞民族を簡単に売った」という厳然とした事実が存在しているようです。

 

 励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ

にほんブログ村
にほんブログ村 為替ブログ トルコリラへ

にほんブログ村  

 今日、アナトリア通信(AA)には、次の記事が出ていました。今日はそのうちの1~3の記事を紹介します。

1 天然ガスで、住居用の価格は変化がなく、工業用と発電用は料金が引上げられた

2 BOTASは、『世界全体の高いエネルギー価格を、同じ割合で消費者に反映させられなかった』と発信

3 エルドーアン大統領は、『(バイデン大統領と)F-16の入手を交渉した。先方からは否定的な反応は見られなかった』と発言

4 キルビー・ペンタゴン報道官は、アンカラでのF-35交渉は非常に有益であったと発言

5 10月には最も多額の輸出を行った産業は自動車産業であった

6 イスタンブルは、昨年1年間の観光客を今年は9ヶ月間で越えて、新記録を更新した

7 トルコ人投資家の金融資産は6兆リラを超えた

8 イスタンブルには、1179,751人の外国人が住んでいる

9 エルドーアン大統領は、『トルコは国民の権利を守ると共に、もう一方ではトルコ()(国家)評議会で連帯を強化している』と発言

10 運輸インフラ省第1地域局長からの「タクシー増加要求もに関する発表」

 111(最初の患者確認から601日目)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。

今日の検査件数:  35万6,643

今日の感染者数:  28,678

今日の死者数:    217

今日の完治者数:  2万9,296人

 

 今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「天然ガスで、住居用の価格は変化がなく、工業用と発電用は料金が引上げられた」です。今日(111)付の記事です。

 パイプラインによる石油輸送株式会社(BOTAS、ボタシュ)のインターネット・サイトで11月に関する料金表が発表されました。それによれば、BOTASの住居用消費者への天然ガス配給会社に11月に適用される販売価格は、現状の料金である1,000立方メートル当たり1,488リラで維持されました。

 11月には、年間使用量が30万立方メートル以上の消費者が使用する1,000立方メートル当たりの天然ガス料金は、10月と比べて約48%上昇して3,500リラとなりました。

 工業団地における消費者又は利用者協会会員の消費は1,000立方メートル当たり約48%上昇して3,482リラになりました。また、発電所の使用は1,000立方メートル当たりの価格は約46%上昇して4,000リラとなりました。

 天然ガス料金は毎月改定されます。

 

 今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「BOTASは、『世界全体の高いエネルギー価格を、同じ割合で消費者に反映させられなかった』と発信」です。今日付の記事で、こちらは抜粋して紹介します。

 パイプラインによる石油輸送株式会社(BOTAS、ボタシュ)は、世界全体で高いエネルギー価格がトルコの消費者には同じ割合で反映されていないことを明らかにしました。

 BOTASから行われた発表によれば、家庭用エネルギー価格指数(HEPI Household Energy Price Index)によれば、住居用としてヨーロッパで最も経済的な天然ガスはトルコで使用されていることが表明されています。

 同発表では、年頭から世界及びヨーロッパのエネルギー市場で起こっている価格の乱高下によって、消費者が法外なエネルギー価格に晒されていることを明らかにされています。

 ここからは一言解説・雑感です。家庭用エネルギー価格指数(HEPI)なるものが、どうやって計算されている指数なのかは管理者は承知していませんが、たとえトルコにおけるガス料金の絶対的価格が低いとしても、(反政府系テレビニュースがしばしば使っているように、)「最低賃金(=殆ど平均賃金に近い意味を持つ)で、どれだけ購入できるか」を比べた場合、たとえば、トルコが1万立方メートルなら、ドイツは10万立方メートルなど、「トルコにおける価格の方が実質的には高い」という結果になるものと想像されます。

 

 今日、3つ目に紹介するAAの記事の見出しは「エルドーアン大統領は、『(バイデン大統領と)F-16の入手を交渉した。先方からは否定的な反応は見られなかった』と発言」です。今日付の記事で、こちらも抜粋して紹介します。バイデン大統領との会談に関する部分のみ抜粋して紹介します。

 レジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領は、G20首脳会議に参加するために訪問していたイタリアからの帰国途上、機上で死者懇談を実施して、質問に答えました。

 「バイデン大統領との会談の一般的状況はどうであったか。トルコ・アメリカ関係に関する将来に向けた大統領の評価をお伺いしたい」との質問に対して、エルドーアン大統領は、「バイデン大統領との親密で、建設的な雰囲気の会談を行った。同会合ではチャヴシュオール外務大臣とフィダンMIT(国家諜報庁)長官も参加した。バイデン大統領にも国務長官と国家安全保障及び諜報の責任者が同席していた。同会議は、非常に良い雰囲気の中で継続した。」と答えました。

 国庫・財務大臣に対してカウンターパートとこれまで以上に頻繁に連絡を取るように支持したことを明らかにしたエルドーアン大統領は、次のように述べました。「このように、神のご加護により、経済でも両国間貿易量が1億ドルの目標を達成し、この道を歩いて行く。NATOの同盟国及び戦略的パートナーとして関係における次なる行動を相談する機会を得た。全ての問題以前に、我々にはF-35の問題が存在している。トルコはそのために14億ドルを支払った。これに関連して、F-16を購入する交渉を行った。この問題で、バイデン大統領からは否定的な反応は見られなかった。その正反対に、この問題で両国の国家防衛大臣と外務大臣がそれぞれのカウンターパートと会議を行い、両国間の関係に影響するこの繊細な問題処理して、結論に至ることをいたいしている。バイデン大統領は、『極短期間で結果を出すことは出来ないかもしれない。様々な部門を通り、下院と上院でも議論される。実際、状況は5050だが、個人として最大限の努力を行う』と述べた。私もバイデン大統領に、『あなたが成功することを信じている。この問題で、現在、重要な役割を担っているのはあなただと思っている。』と言った。神のご加護により、防衛大臣同士での交渉を今後も継続させる。今日の会合に参加した関係者がこの件について関心を払い、この問題に最終決着をもたらすことが出来れば、ここで2つの重要な成功を達成したことになる。1つは新規購入で、もう1つはトルコが既に保有しているF-16の現代化である。これらが実現されることを祈っている。」

 「国連首脳会議後の状況と比較して、バイデン大統領について『バイデン大統領とは、良いスタートを切ったとは言えない』と大統領は言及されていたが、今回、この会談実現後、その認識に変化はあったとお考えか」との質問に対しては、エルドーアン大統領は「状況、雰囲気によって変わる。国連の時には、異なった期待があった。期待は異なっていた。その異なった期待が実現されなかったため、事件は少し異なった状況に進んでいった。あの進展は別の者であった。今回の会談について、メディアは『20分間の会談となる』と言っていたが、我々は会談を1時間10分間行った。メディアが如何に我々に言いがかりを付けているかをここから理解して欲しい。」との表現を使いました。

 

 

​  トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
社債投資まとめ

 いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
株初心者向けIPO初値予想

 今日はトルコ関係の書籍を紹介します。やはり歴史の理解が大切です。
​​ちょっと厚いのですが、お勧めの1冊です。​​

この本もお勧めです。















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.11.04 12:36:21
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.