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トルコとイスタンブール、ちょっと投資

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2022.02.12
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カテゴリ:経済問題
 今日(11)は、重要と思われる記事が非常に多く出ていました。今日はその中から、昨年12月の工業生産指数と経常収支に関する記事を紹介します。

 一方、今日も「(AAでは)記事にならない情報」としては、電気料金に関連する問題がより激しく議論されていました。中でも一番面白かった?のは、ドンメズ・エネルギー天然資源大臣が民営化された配電会社数社の責任者を同省に集めて会議を行っていましたが、まさにその時に停電して真っ暗になり、会議が中断してしまい、結局、会議室を変えて継続したという事件があったことです。停電の理由は明らかにされていませんが、同省に電力が供給されなかった可能性は否定できません。なお、同会議の結果も明らかにされていないということで、結論が出なかったか、あるいは、エルドーアン大統領の判断待ちということだろうと思われます。なお、夜の新聞記者・編集者による討論番組では、今晩の官報告示でエネ ルギー天然資源大臣が変わるという噂もあると紹介されていました(電気料金問題が決着する前ですので、まだ早いということか、今週は交代しませんでした)

 これ以外では、早期選挙の可能性についても議論されていました。こればかりはその時が来るまで結論は出ませんが、少なくとも①6月説、②11月説、③来年の6月説、及び④延期説、があると言えます。先日も紹介しましたが、①と②であれば、エルドーアン大統領が憲法上の立候補制限にかかるという危険性はなくなります(野党が反対しないことが前提)。多くの人が「経済的な改善が見られれば、その瞬間に選挙に行く」と予測していますが、また、こちらも多くの人が「経済改善は起こらない」と考えているために、少なくとも③、つまり、任期ぎりぎりまで追い込まれる、そして、そこでも勝てるチャンスがないと考えて④、つまり延長を試みるということになります。しかし、11日の電気料金とガス料金の大幅な引き上げは、「トルコ国民の不満をコップからあふれさせる最後の1滴」になる危険性が高く、現在混乱を極めている状況です。そのために、エネルギー天然資源大臣に責任を押し付けるという目的で、エネルギー天然資源大臣の交代を考えているのかもしれませんが、天然ガス及び石油価格の上昇をはじめ、ドル/TL相場の上昇(を防止するためのドル売り介入)、発電会社と配電会社の利益を守るためなど、電気、ガス及び液体燃料(ガソリン、軽油、LNG)の価格の大幅引下げは困難と思われます。一方、去年の秋だったと思いますが、いつも紹介している解説者は、以前追及されていた「1,280億ドルはどこへ行った」の1,280億ドルや、去年の1220日、21日頃まで、あるいは今でも行われているドル売り介入によって、癒着業者が手に入れた莫大な利益を「買票のために使う」と指摘していましたが、それをやるなら今ではないかと思います。今持てる資金を全て投入して、今年6月に選挙を行う方が、選挙に勝てる可能性が高いように思うのですが、、、管理者は当時からこの説をそれほど信用していないことを紹介しました。それは、「一度自分のポケットに入ったお金は、たとえ「濡れ手に粟」のお金であっても、たとえ自分が選挙に勝つためであっても、大金を自分のポケットから再び出すことはいない」と信じているからです。いずれにしても、2月中に「国民を満足させる何か」をするのかどうかどうか、その結果を待つことになります。なお、話は全く変わりますが、「ウクライナで戦闘が起こるとすれば、地面が凍っていて戦車や兵士の移動が容易な2月中になる」とのことですので、この問題でも、天然ガス及び石油の観点から、トルコは重大な影響を受ける可能性があります。

 野党6党党首の会合では、協力して選挙に向かうことで合意ができるようです。以前紹介したような、中道左派連合(CHPHDPなど)と中道右派連合(善良党+DEVA+未来党+SP)2分されるのではなく、当初の予定どおり6(+α)HDPを中心とする左派連合の2つに分かれるという構図が維持されるものと思われます。なお、当初は「2年以内に憲法を開始精して議会民主制度に復帰し、再選所を行う」ことを想定していたようですが、国民の希望は「早期の議会制民主制度の復帰」ではなく、「早期の経済危機からの脱出」であると思われるため、選挙後の最重要課題は「経済対策」となり、それを実現するための「法の支配・民主主義への復帰」となるため、「法の支配・民主主義への復帰」は現行の大統領権限を使ってできるだけ早く実現させる。そして、次の選挙で選ばれる大統領と国会議員の任期が満了する5(4)以内に憲法改正を行い、今から数えて2回目の選挙で完全な議会民主制度(大統領権限の大幅縮小)に復帰することを選択するのではないかとの見方が強まっているそうです。

 

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 211(最初の患者確認から703日目)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。

今日の検査件数:  458,142

今日の感染者数:  95,065

今日の死者数:   253

今日の完治者数:  85,758

 今日、アナトリア通信(AA)には次の記事が出ていました。今日は1と2の記事を紹介します。

1 202112月の工業生産指数は、月間で1.6%、年間で14.4%上昇した

2 202112月の経常収支は、384,100万ドルの赤字となった

3 オスマン・カヴァラ氏の拘束状態を継続させるとの決定が行われた

4 2月の中央銀行の“市場参加者アンケート”の結果が発表された

5 トルコにおける雇用の16.2%は公務員

6 202112月の小売販売額は年間で15.5%増加した

7 1月には不動産売買が前月よりも54%減少した

8 セデフ・カバシュ女性記者の起訴状が作成された

9 DEAS軍事部門責任者がイスタンブルで拘束された

10 イスタンブル県を中心とする対DEAS捜査で、22人の容疑者が拘束された

11 アクバシュオールAKP副党首は、野党が行う会合について『国民の役に立つ結果は出されない』と論評した

12 ヤズジュAKP副党首は、『政党法と選挙法に関する改正提案を今月中に国会に提出する』と発言

 

 今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「202112月の工業生産指数は、月間で1.6%、年間で14.4%上昇した」です。今日(11)付の記事です。抜粋して紹介します。

 工業生産指数は、202112月に月間で1.6%、年間で14.4%上昇しました。

 トルコ統計庁(TUIK)202112月の工業生産統計結果を発表しました。それによれば、202112月暦調整後の工業生産は昨年同月と比較して14.4%増加しました。未調整の工業生産指数は、年間ベースで14.28%の上昇となりました。また、同月の季節及び暦調整後の工業生産は、同年12月と比べて1.6%上昇しました。

 AAフィナンスの工業生産指数予測アンケートに参加したエコノミストたちは、202112月の暦調整後の工業生産指数は昨年同月と比べて10.8%上昇するものと、また、未調整の工業生産指数は10.8%上昇するものと予測していました。

 

 今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「202112月の経常収支は、384,100万ドルの赤字となった」です。こちらも今日付の記事で、抜粋して最初の総論部分だけを紹介します。

 202112月には経常収支は384,100万ドルの赤字となり、12か月の累積経常赤字は1488,200万ドルとなりました。

 トルコ中央銀行(TCMB)から発表された経常収支統計によれば、202012月には345,000万ドルの赤字であった国際収支は、2021年同月には4100万ドル増加して384,100万ドルの赤字となりました。その結果、過去12ヶ月間の累積経常収支の赤字は1488,200万ドルに増加しました。同時期の経常収支における貿易赤字は162,500万度ドル増加して498,900万ドルとなりました。サービス収支から生じた黒字は112,200万ドル増加して171,000万ドルとなりました。

 ここからは一言解説・雑感です。テレビニュースで強調されていたのは、エルドーアン大統領やネバティ国庫・財務大臣は「中国モデル」などと言って、「リラ相場を下落させて輸出を増加させ、経常収支を黒字化する、少なくとも赤字を食傷させる」と強調していたが、リラ安が進んでいた12月にも経常赤字が拡大して、主張していたことは全く実現していない、ということでした。しかし、為替相場が貿易に影響を与えるには時間がかかりますので、すぐに増えたり減ったりはしません。一方で、リラ安は12月に起こったわけではなく、「9月から徐々に始まり、12月に急加速した」と言えますので、かつ、1221日以降も1ドル=13.5TL前後で推移していますので、影響が出るならそろそろ出てきても良いころで、遅くとも4月か5月頃には明確化しても良いのではないかと思います。

 

 

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 今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。
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 次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。

















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Last updated  2022.02.12 20:59:52
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